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社会問題や政治をもっと身近に。
インタビューやレポートを通じて、課題解決のヒントを発信します。
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【2024年度群馬県リバースメンター体験記】提言会を終えた高校生の感想をご紹介します
スタッフの齋藤です。今年度で2年目を迎えた、「群馬県リバースメンター事業」は、高校生自らが群馬県知事のメンターとして政策等を提言し、政治に反映させることでより良い県の未来に向けた取り組みとして開始しました。こういった過程を経て、高校生が社会を変える実感を持つことによって、 群馬県が目指している『始動人』(自分の頭で考え、他人が目指さない領域で動き出し、生き抜く力を持つ人)の育成につなげることや、高校生ならではの感覚や価値観を持った意見を県政に取り入れ、新たな展開を生み出すことを目的としています。 私たち笑下村塾は、若者が積極的に意見を表明したり、政治に参加したりするようになるための「主権者教育」を実施しており、この事業も力をいれて取り組んできました。 本記事では2024年度リバースメンターをつとめた高校生たちの、生き生きとした感想をぜひお読みください。また、本事業は2025年度も実施予定ですので、続報をお待ちください。 目次 1.【周りがどうであれ、自分の好きを誇れるように!】岡村竜之介さん:吾妻中央高校3年 2.【苦手なことから逃げず、困難

笑下村塾
2024年10月8日読了時間: 35分


「不登校は不幸じゃない」~不登校支援と子どもたちのやりたいを伸ばす居場所作り計画~ 外所もみじさんの提言をご紹介します。
S高等学校2年生の外所もみじさんが群馬県で行ったプレゼンの様子をお届けします。不登校の経験から生まれた彼女の提言は、「誰もが特性に関わらず居場所を持てる社会」を目指す内容です。ぜひご覧ください 不登校経験で気付いたこと 私の提言は、特性に関わらず、誰もが関わりを持てる場所作りについてです。私は小学校6年生のときに不登校になりました。その経験により、周りから冷たい目で見られ、精神的に大きな負担を感じました。しかし、やりたいことを見つけ、ビジネスを始めたことで、生きる力を身につけ、社会で戦力になる経験をしました。だからこそ、現在は特性に関わらず、すべての人が安心して過ごせる環境作りを目指して活動しています。 「適応指導教室」という名称のハードル 全国で約30万人の不登校生徒がいます。群馬県でも不登校の数は増加傾向にあります。これまでに不登校支援に関するいくつかの政策が打ち出されてきましたが、どれも根本的な解決には至っておらず、特に教育支援センターや適応指導教室には課題が残っていると感じています。「適応指導教室」という名称は、学校に適応するために指

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2024年10月6日読了時間: 3分


「児童虐待を防ぐために、子ども食堂を活用する」リバースメンター奥田羊歩さんの提言をお伝えします!
2024年度の群馬県リバースメンター群馬県立高崎女子高等学校の奥田羊歩さんは、児童虐待防止のために子ども食堂を活用する提案を発表しました。子ども食堂を子どもの居場所や親子のコミュニティとして活用し、地域の繋がりを強化する重要性を訴えています。ぜひご覧ください。 群馬県立高崎女子高等学校の奥田羊歩です。よろしくお願いします。私は「児童虐待を防ぐために、子ども食堂を活用する」というテーマで活動してきました。全国的に増えている子ども食堂を、子どもの居場所や親のコミュニティとして活用したいと考えています。 増加する児童虐待の相談件数 現在、群馬県の児童相談所における児童虐待の相談件数は増加傾向にあります。 児童虐待の主な要因は4つありますが、私は特に「家庭内のストレス」と「社会的孤立」に着目しました。 核家族化が進む現代は地域の繋がりが薄れており、親が仕事や家事で手一杯な状況にあったとしてもそれを相談できる場は身近に多くありません。また虐待を受ける子どもたちが、学校で嫌なことがあっても…状況に陥りやすいです 核家族化が進む現在、地域の繋がりは薄れて

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2024年10月5日読了時間: 3分


高校生が市長の相談役!?オンラインワークショップの様子をレポート!〜古賀市リバースメンター〜
笑下村塾スタッフのとどころです! 今回は9月1日に開かれた古賀市リバースメンターのオンラインワークショップの様子をレポートします!今回は、前半に昨年度群馬県リバースメンターに参加されていたメンターの方にお話を聞き、後半にアドバイザーの方にメンタリングをしていただきました! まずは、昨年度リバースメンターに参加されていた3名の方に、提言を考える上でのコツや発表のポイントなどについてお話いただきました。 今後、提言を考えていく中で、ヒントになるような話が多く、古賀市のメンターの子たちにも刺激になっていた印象です! 後半では、文科省の方やこども家庭庁アドバイザーの方をお招きし、提言内容や現状の課題について、専門的な知識を持った方の視点でアドバイスをいただきました。 現状かかえている課題もアドバイザーの方と話すことにより、より提言を具体化できていたり... 今後提言を考える上での重要なステップをアドバイザーの方と確認しているメンターもいました。 以前よりも提言が固まり、言語化できるようになっている印象を受けました! 今後のメンターたちの成長に期待です!ぜ

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2024年9月24日読了時間: 2分


「教員の魅力を多くの子どもたちに伝えたい!」よりよい教育現場を作るためにリバースメンター茂木愛莉さんの提言を紹介します!
2024年度群馬県高校生リバースメンターとして活躍する太田市立太田高等学校2年の茂木愛莉さんが、教員の魅力とその現状について熱い提言を行いました。茂木さんは、自らの体験を通じて教員の大切さを実感し、教員を目指しています。しかし、高校生の多くは教員を「ブラックな職業」として捉えている現状に問題意識を抱いています。茂木さんが提案する5つの提言をぜひご覧ください。 なぜ教員の魅力を伝えたいのか? 太田市立太田高等学校2年の茂木愛莉です。私は将来、教員になって、生徒が安心して学校生活を送れる環境を作りたいと考えています。中学生のとき、心身の不調に悩んだ際に、先生方が親身に相談に乗ってくださり、無事に回復できた経験から、私も多くの子供たちを支える教員になりたいと強く思うようになりました。 高校生から持たれる「教師=ブラック」のイメージ しかし、教員は魅力的な職業でありながら、高校生の約9割が「労働時間が長い」「仕事量が多い」といった理由で、教員はブラックな職業だと感じていることがアンケートを通してわかりました。私自身も学校生活の中で、何か問題があっても

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2024年9月23日読了時間: 4分


「賃金を上げて非正規を正規に」立憲民主党代表に立候補した枝野幸男さんが目指す人間中心の経済とは?
9月23日に投票が行われる立憲民主党の代表選挙に立候補している衆議院議員の枝野幸男さん。ヒューマンエコノミクス(人間中心の経済)をビジョンに掲げ、誰もが力を発揮できる裾野の広い社会を目指しています。政権交代して総理になったらやりたいことを含め、YouTube「たかまつななのSocial Action!」で 話を聞きました。 (取材:たかまつなな/笑下村塾) ※取材は2024年9月18日に実施しました。 代表選に立候補した理由とは ーーなぜ、代表選挙に立候補を決めたのでしょうか? 枝野: 危機感ですね。日本経済が崖っぷちまで来ていて、何年も待っていたら取り返しがつかないというか、取り返すのに10倍、100倍、時間やエネルギーがかかる状況に追い詰められている。その前にこの国の政治を変えましょうと訴えたくて立候補しました。 ーー枝野さんが党の代表を辞めた理由は選挙の結果に責任を取るためでした。一方、今の代表の泉健太さんは補選で3勝しています。そこにNOを突きつけるのはなぜですか? 枝野: 別にそうは思っていないです。泉さんはこの3年間の任期、しっかりと

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2024年9月22日読了時間: 11分


「古墳を活用した観光教育で群馬県の文化を継承する」リバースメンター星名和彦さんの提言をお伝えします!
2024年の群馬県リバースメンターとして活躍する群馬県立高崎高等学校2年の星名和彦さんは、自身の古墳訪問経験を基に、整備不足が課題となっている現状を伝え、古墳の整備と観光活用の推進、教育における文化の重要性を訴えました。ぜひご覧ください。 行った古墳は500以上! こんにちは、群馬県立高崎高等学校2年の星名和彦です。今回は、「古墳を活用した観光教育で群馬県の文化を継承する」というテーマで発表します。簡単に自己紹介させていただきますと、僕は古墳オタクで、週末にはよく博物館や文化財を訪れています。ちなみに、これまでに群馬県内の500以上の古墳を訪れました。 突然ですが、知事に質問です。群馬県内の古墳に行ったことはありますか?(知事の回答:「はい、あります。特に高崎の古墳に行きました。」) 群馬には全国トップクラスの古墳 素晴らしいですね。群馬県には、数えきれないほどの古墳があり、全国でもトップクラスの古墳の数を誇ります。実際に、群馬県内には1万以上の古墳があり、多くの国宝も発見されています。例えば、東日本で特に有名な古墳もありますが、残念ながらその多

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2024年9月22日読了時間: 3分


「若者のUターン就職を増やそう」リバースメンター庭山藍沙さんの提言をお伝えします!
2024年のリバースメンター前橋女子高校1年の庭山藍沙さんが、「高校生とUターン就職」について発表しました。群馬県では多くの若者が進学や就職で県外に出て戻らないことが課題となっています。庭山さんは、高校生の段階から群馬の仕事に興味を持ってもらうことが重要だと考え、インターンシップの拡大や職業教育の充実など4つの提言を行いました。 クイズ!JKに人気な食べ物と言えば? こんにちは!前橋女子高校1年の庭山藍沙です。今回は「高校生とUターン就職」について発表します。まずはアイスブレイクとしてクイズです!JKに人気な食べ物といえば、どれだと思いますか?例えば、鳥めし、こんにゃく畑のゼリー、ペヤングソース焼きそばなど。さて、どれでしょう? 実は、正解は全部です!これらの食べ物は群馬県の名物であり、JKにも大人気なんです。群馬にはこんな魅力的なものがたくさんありますが、今回は「若者の群馬離れ」を防ぐために、高校生のUターン就職についてお話しします。 高校卒業後、群馬県に戻らない若者 群馬県では進学や就職を機に、多くの若者が県外に転出してしまうことが課題

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2024年9月21日読了時間: 3分


私たち高校生が、「早くから異文化に触れ、経験を積むことが大切」リバースメンター齋藤深咲さんの提言を紹介します。
高崎商科大学附属高等学校2年の齋藤深咲さんが群馬県で行ったプレゼンの様子をお届けします。齋藤さんは、高校生が外国人対象のボランティアに参加できる体制づくりをテーマに活動しています。ぜひご覧ください。 こんにちは、高崎商科大学附属高等学校2年の齋藤深咲です。私は「高校生が外国人対象のボランティアに参加できる体制を整える」というテーマで活動しています。小学生の頃、ブラジルから来た転校生の男の子がいて、彼が群馬県の大田市に引っ越すことになったんですが、その理由が、幼稚園の先生が彼の兄弟に対してブラジルの文化を否定し、日本の文化を押し付けたことだったと聞きました。それを知って、日本や群馬県に対して嫌な印象を持ってしまったのではないかと心配になりました。 その経験から、異文化理解が重要だと強く感じ、今回の提言に繋がっています。今、日本には多くの外国人が引っ越してきており、これからもその数は増えていくと予想されています。そんな社会を生きていく私たち高校生が、早くから異文化に触れ、経験を積むことが大切だと思います。また、その経験を通じて、社会貢献への意識

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2024年9月20日読了時間: 3分


【後編】高校生をエンパワーメント!特別ゲストを招いたオンラインワークショップで、高校生からの質問に答えていただきました。
こんにちは、スタッフの齋藤です。先日、 記事 でご紹介したように群馬県高校生リバースメンターオンラインプログラムでは、高校生が自ら社会を変える力を身につけることを目的とした、特別ゲストを招いたワークショップが開催されました。また、そのワークショップ内にて特別ゲストの皆さんより、リバースメンターとして活動する高校生たちの質問に答えていただきました。今回の記事では、ワークショップを通じて、高校生たちがどうエンパワーされ、どんな問いを持ったのかいくつかご紹介します。 ~一人目のゲスト:石原花梨(かりん)さん~ 一人目のゲスト、石原花梨さんは「中高生食堂」を通じて、孤食問題に取り組んできた経験を共有。 Q.高校生が自分からアクションするコツはあるか? 高校生「リバースメンターとして知事への提言会を終え、今、何から動くべきか迷っている。高校生が自分から動くコツが知りたい。」 石原さん「私の場合は、一緒に活動する人や大人と細かいタスクを相談して、決めて動いていた。」「活動の中のタスクを自分だけのものにせず、こうして一緒に決めることで相互に見守り、進める責任

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2024年9月19日読了時間: 3分


【前編】高校生をエンパワーメント!特別ゲストを招いたオンラインワークショップを開催しました。
こんにちは、スタッフのとがです。群馬県高校生リバースメンターオンラインプログラムにて、高校生が自ら社会を変える力を身につけるため、特別ゲストを招いてエンパワーメントをテーマにしたワークショップが開催されました。一人目のゲスト、遠藤まめたさんは「Change.org」のキャンペーンサポーターとして、オンライン署名の力を使って社会を変える方法を紹介。続いて、二人目の石原花梨さんが「中高生食堂」を通じて、孤食問題に取り組んできた経験を共有しました。最後に、金澤伶さんが学費値上げ反対緊急アクションについて語り、それぞれの視点から高校生たちをエンパワーしました。 ~一人目のゲスト:遠藤まめたさん~ 一人目のゲストは遠藤まめたさん。オンライン署名サイト「Change.org」のキャンペーンサポーターして署名での社会の変え方をお話して頂きました。 ■小学生も使う「オンライン署名」とは? 「最近は、ネット署名を使って発信する高校生や小学生なども増えてきています。ネット署名は、誰でも気軽に使えるツールななってきています」と、遠藤さんは冒頭で語り、現在の若い世代が

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2024年9月16日読了時間: 9分


リバースメンターの高校生が8bitNewsに出演しました!
こんにちはスタッフのとがです。たかまつななが元NHKキャスターでジャーナリストの堀潤さんに、8bitNewsにお招き頂きました! 実際に参加した高校生3人をゲストにお招きし、今何を思うのか?インタビューして頂きました。 リバースメンターとは? 高校生が首長の相談役となって、政策に若者の声を反映させるために行う取組です。リバースメンターとなった高校生は自身のテーマを現役官僚やコンサルタントからアドバイスをもらい、国内・海外の事例を調べ問題意識を深堀りして、アイディアを磨き、首長に直接プレゼンで熱い思いを伝えます。ワークショップではテーマの構造化や海外国内の事例の調査などで新たな視点でテーマを掘り下げる力を養います。その他、知事からの相談に直接乗って意見交換をする場にも参加をして、思いや声を県に届けます。 群馬県リバースメンターの様子 古賀リバースメンターの様子 「eスポーツで世代を超えたコミュニティ作りをしたい」倉林虎輝さん 「eスポーツで世代を超えたコミュニティ作りをしたい」というテーマで2023年度の「群馬県高校生リバースメンター」として参加し

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2024年9月12日読了時間: 6分


高校生が社会を変える!?ワークショップの様子をレポートします!〜古賀市リバースメンター〜
こんにちは!笑下村塾スタッフのとどころです。 8月25日に福岡県古賀市で行われたリバースメンタープロジェクトオフラインワークショップの様子をご紹介します! 今回は第3回のワークショップです! 市長との提言会で意識してほしいことについて 2023年度に群馬県で行われたリバースメンターの事例を見ながら高校生たちがワークショップへ取り組む様子が...! 提言会までに必要な提言シート・提言会の時に使用するスライドの作成・提言する時のポイントなど... 提言会のイメージを掴めているような印象を見ることができました。 また、今回のワークショップの中では、ツールに関する基礎知識などについての説明も... 提言シートやプレゼン用資料の作成ツールについての説明中にも 高校生たちが熱心にワークショップに取り組む姿を見ることができました...!! 「LGBTの人も暮らしやすい社会にしたい」「英語試験の受験料を補助したい」「交通安全の課題を解決したい」「ヤングケアラーに寄り添う社会にしたい」などそれぞれの提言に向けて少しずつ進んでいるような印象を持ちました!...

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2024年8月30日読了時間: 2分


高校生たちが知事に未来への提言を直接発信!〜群馬県リバースメンター〜
こんにちは!笑下村塾ボランティアスタッフのスギヤマです。 8月9日に群馬県庁にて、高校生リバースメンターによる山本知事への提言会が行われました。山本知事に直接考えをプレゼンすることができる機会です。6月にリバースメンターとしての活動がスタートしてから約3ヶ月。この間、高校生たち一人一人が自分たちの提言について真剣に向き合い、考えを深めてきました。 自身の提言をつくる中で、高校生たちは試行錯誤を繰り返していました。自分の提言が独りよがりな考えになっていないか、身の回りの友達から専門家まで、様々な立場の人たちにアンケートを取ったり話を聞いたりすることも大切にしました。その姿からは、「みんなにとって、よりよい社会を作っていきたい!」という想いが伝わってきました。 初めての経験もたくさんあり、なかなかうまくいかずに壁にぶつかったこともありましたが、その度に自分が大切にしたいことは何か、初心を思い出しながらここまで進むことができました。 提言会当日は、今まで切磋琢磨してきた仲間たちと「頑張ろう!」とお互いに声を掛け合う姿から、高校生たちの並々ならぬ意欲が伝

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2024年8月25日読了時間: 2分


高校生が市長にアドバイス?!古賀市リバースメンタープロジェクト始動!!
こんにちは!笑下村塾の麻生です。 今日は7月25日にリーパスプラザ古賀で行われた古賀市リバースメンタープロジェクト委嘱式の様子をレポートします! この日は古賀市リバースメンターの高校生たちが初めて市長に会う日でした。 田辺市長から委嘱状を手渡される高校生たち...中々緊張した面持ちです。 それも、そのはず。彼女らは未来の古賀市を託されたリバースメンターなのです! 彼女らはこれから3か月間、市長の相談役(メンター)となって古賀市の問題を解決する政策を考え、11月の政策提言会で市長に提案する予定です。 高校生にとっては初めて会う政治家... みんながそれぞれ感じている問題意識をきちんと受け止め、その問題にはどういう背景があるのか、古賀市はどんな政策をしているのか、分かりやすく伝えてくれる田辺市長。 「お金をいっぱいもらってるイメージ...」 「政治家ってもっと悪い人だと思ってた」 など政治家にはネガティブなイメージを持っていた高校生たち。 人のせいだと決めつけるのではなく、その根元にある構造やしくみの問題に気づくことから政策立案は始まっていきます。.

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2024年8月4日読了時間: 2分


eスポーツでシニア世代と交流?! 地域活性化へ高校生が提言
※共同通信配信の有料メディア向けコラムから転載( 2024年02月05日配信) 地域で世代間交流の場がない。その解決策の一つとして、シニアと若者が一緒にゲームを楽しもうと提言した人がいた。なんと、それは高校生だ。 「eスポーツ(esports)」とは、「エレクトロニック・スポーツ」の略でコンピューターゲームやビデオゲームを使った対戦を指す。地域の活性化に寄与するとして、eスポーツを事業化する地方自治体も出てきている。群馬県もその一つで「eスポーツ・クリエイティブ推進課」を設置し、群馬のブランド力向上に取り組んでいる。 群馬在住の高1男子、倉林さんは「グンマeスポーツアワード(GeA)」への参加をきっかけに、eスポーツで地元を活性化させたいと考えるようになった。GeAでは、シニアも若者と同じようにeスポーツを楽しんでいた。だが、世代別で部門が分けられてシニアと若者が直接競う機会はなく、年齢を超えた関わりが持てるeスポーツの良さを生かしきれていないのでは、と疑問を感じた。 群馬県もeスポーツの魅力に「年齢、性別、身体能力等の差が少ない」点を挙げ

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2024年7月15日読了時間: 4分


「リバースメンター」が知事に提言! 子宮頸がんワクチンを広めたい高校生の思い
※共同通信配信の有料メディア向けコラムから転載( 2024年01月08日配信) 「HPV! HPV! ワクチン ワクチン 検診へGO!」 2023年11月23日、群馬県庁。多くのカメラの前で、山本一太知事は2人の女子高校生とTikTokを踊っていた。いずれも知事から任命された「高校生リバースメンター」。大人では到底思い付かないアイデアを提案するため日々活動している。 高校生リバースメンター制度は、23年7月に全国初の取り組みとして始まった群馬県と笑下村塾の共同プロジェクトである。本連載でも同年9月に一度取り上げている。 「リバースメンター」とは文字通り、高校生が立場を逆転させ、知事のメンターに就任するというものだ。スタートから半年近くがたち、23年11月には知事への提言会も行われた。この間のメンバー10人の活動を整理しながら、改めてこの事業の効果と意義について考察する。 (注)リバースメンター 1990年代後半に米国のゼネラル・エレクトリック(GE)社が始めた人事研修制度。若手社員が先輩社員に対し、逆(リバース)に相談役(メンター)として

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2024年7月13日読了時間: 6分


高校生が知事の相談役に?! 全国初のリバースメンタープロジェクトとは?!
※共同通信配信の有料メディア向けコラムから転載(2023年9月18日配信) 群馬県で先進的なプロジェクトが始動した。県内の高校生10人が知事の「リバースメンター」(注)に就任。相談役となって提案やアドバイスをすることで、新鮮な考えや感性を政策に反映させていく。同様の制度を取り入れた自治体はいくつかあるが、高校生が県政のトップに助言するのは全国で始めてだ。「子どもの声」をどのように聞くかが注目される中、8月22日には群馬県庁で山本一太知事も出席し、委嘱式と意見交換会が行われた。これは、私たちの会社、笑下村塾が運営を担っている。高校生の熱い声、リバースメンターを始めた意図を書きたい。 (注)リバースメンター 1990年代後半に米国のゼネラル・エレクトリック(GE)社が始めた人事研修制度。若手社員が先輩社員に対し、逆(リバース)に相談役(メンター)として指導にあたる。若い世代の情報、アイデアを経営に取り入れる狙いがある。若手の活躍の場を広げることや離職防止にもつながる。日本企業でも採用事例が増えているほか、各種組織にも広がっている。 なぜリバースメ

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2024年7月6日読了時間: 5分


群馬県高校生リバースメンタープロジェクト再び!主権者教育の新たなステージ
こんにちは!笑下村塾ボランティアスタッフの杉山です。 昨年度から始まった「群馬県高校生リバースメンタープロジェクト」。いよいよ今年も本格始動です! このプロジェクトは、高校生が自ら群馬県知事のメンター(相談役)となって、自分たちの声を政治に反映させる取り組みです。 6月2日に、第2期リバースメンターの任命式が群馬県庁で行われました。山本一太知事から委嘱状を手渡された10人のリバースメンターたち。知事との意見交換会では緊張している様子でしたが、このプロジェクトに本気で取り組み、高校生たちの想いを直接知りたいという知事の姿勢が伝わったのか、高校生1人1人が自分の想いを次々と話す姿が見られるようになりました。どのメンバーからも、よりよい群馬県にしたい、よりよい社会にしたいという想いが伝わってきました。 意見交換会後は、笑下村塾によるワークショップが行われました。「社会は変えられると思う人は手を挙げてください。」という弊社代表のたかまつななからの問いかけに、ほとんどの高校生が手を挙げていました!なんと頼もしい! その後はアイスブレイクを通して、自分の想

笑下村塾
2024年6月8日読了時間: 2分


群馬県リバースメンター体験記。高校生の感想をご紹介します
群馬県リバースメンター事業は、高校生自らが群馬県知事のメンターとして政策等を提言し、社会を変える実感を持つことによって、 群馬県が目指している『始動人』(自分の頭で考え、他人が目指さない領域で動き出し、生き抜く力を持つ人)の育成につなげることや、高校生ならではの感覚や価値観を持った意見を県政に取り入れ、新たな展開を生み出すことを目的としています。 若者が積極的に意見を表明したり、政治に参加したりするようになるために、「主権者教育」を実施している笑下村塾では、この事業を年間を通じて実施してきました。 2023年度参加者の生き生きとした感想をぜひお読みください。また、2024年度も実施予定ですので、続報をお待ちください。 目次 1.【自分の意見を相手に伝えるスキルが身に付いた!】岩月太郎、県立太田高校、高3 2.【初めて社会を変えたいという熱い気持ちを得られた!】ぐんま国際アカデミー、高2 3.【自分の力で社会を動かせると知った!私も子供の意見に耳を傾けられる大人になりたい!】ぐんま国際アカデミー、高2 4.【答えのない問題に対するアプローチ法と

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2024年4月21日読了時間: 22分
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