2024年のリバースメンター前橋女子高校1年の庭山藍沙さんが、「高校生とUターン就職」について発表しました。群馬県では多くの若者が進学や就職で県外に出て戻らないことが課題となっています。庭山さんは、高校生の段階から群馬の仕事に興味を持ってもらうことが重要だと考え、インターンシップの拡大や職業教育の充実など4つの提言を行いました。
クイズ!JKに人気な食べ物と言えば?
こんにちは!前橋女子高校1年の庭山藍沙です。今回は「高校生とUターン就職」について発表します。まずはアイスブレイクとしてクイズです!JKに人気な食べ物といえば、どれだと思いますか?例えば、鳥めし、こんにゃく畑のゼリー、ペヤングソース焼きそばなど。さて、どれでしょう?
実は、正解は全部です!これらの食べ物は群馬県の名物であり、JKにも大人気なんです。群馬にはこんな魅力的なものがたくさんありますが、今回は「若者の群馬離れ」を防ぐために、高校生のUターン就職についてお話しします。

高校卒業後、群馬県に戻らない若者
群馬県では進学や就職を機に、多くの若者が県外に転出してしまうことが課題です。実際、私の友達にも東京など県外に進学しようと考えている人が多くいます。高校卒業後に県内に進学する人の3分の2は、最終的に県外に出てしまい、その7割が群馬に戻ってこないんです。このままでは、若者がどんどん群馬からいなくなってしまうのではと危機感を抱き、この提言をすることにしました。
将来的なUターン就職者を増やしたい!
なぜ高校生を対象にしているのか、疑問に思われるかもしれませんが、群馬県では既に大学生向けの取り組みが進んでいます。しかし、それらの情報は群馬での就職に興味がある人にしか届いていないのが現状です。だからこそ、高校生の段階から群馬で働くことに興味を持ってもらい、将来的なUターン就職者を増やしたいと考えました。
群馬で働くイメージがわかない...
私自身は将来は群馬で働きたいと思っていますが、今の時点では群馬にどんな仕事があるのか、どんな企業があるのかがよくわかりません。同じように、私が行ったアンケートでも、多くの高校生が地元企業や仕事について知る機会がなく、仕事内容がわからないという声が多くありました。
そこで、私は高校生のうちから地元企業や仕事に触れる機会を増やすことが重要だと考え、4つの提言をします。
高校生対象のインターンシップの拡大。県が企業リストを作成し、幅広い職業を紹介することで、より多くの仕事に触れられるようにします。
高校生向けに県内の仕事を紹介する冊子の制作。分野別に仕事を紹介し、女性が活躍できるイメージも伝えます。
専門家による職業教育や、金融やITなどの知識を学ぶ機会の提供。
インターネットを活用して、高校生と企業を繋ぐ仕組みを作り、交流を増やす。
これらの提案を通じて、群馬の高校生が地元企業や仕事に興味を持てるようにして、将来のUターン就職者を増やしていきたいと考えています。ご清聴ありがとうございました!
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