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社会問題や政治をもっと身近に。
インタビューやレポートを通じて、課題解決 のヒントを発信します。
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中学生が「社会を変えられる」と思える教育って? 10年で見えてきた対話と幸福度の深いつながり
「自分の行動で国や社会を変えられると思いますか」 この質問に、あなたならどう答えますか。変えられると思えなければ、政治に関心が持てないのは当たり前。そう考えた社会起業家のたかまつななは、これまで10万人以上の子どもたちに「主権者教育」の授業を届けてきました。子どもたちの意識が大きく変わるという授業は、どんな内容なのでしょうか。見学するため、文化学園大学杉並中学校(東京都杉並区)にお邪魔しました。 ※ この授業は、2026年2月4日に行われました。 笑いとともに始まった授業 「今日はみなさんと一緒に、政治について、選挙について考えていきたいと思います〜」 体育館に集まった中学2、3年生の300人近くを前に、たかまつの明るい声が響いた。続いてお笑い芸人の「流れ星☆」が登壇する。「 笑える!政治教育ショー 」というタイトル通り、授業は芸人が進行するのが基本だ。すぐに漫才のようなやり取りが始まり、生徒たちから大きな笑いや拍手が起きた。 最初のプログラムは「クイズ!世界の選挙」。「オーストラリアで行われている選挙の仕組みは?」「インドネシアで行われ

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3 日前読了時間: 10分


憲法改正は進むのか? 維新・馬場伸幸さんに、山尾志桜里さんとたかまつななが聞く
米国のイラン攻撃をめぐり、 ホルムズ海峡への艦船派遣を求めるトランプ大統領に対し、高市早苗首相は憲法9条の制約があると伝えた、と報じられています 。この対応は改憲論議に影響するでしょうか。衆議院選挙の結果を受けて憲法改正の議論が注目されているこの問題について、日本維新の会顧問の馬場伸幸さんに、弁護士で元衆議院議員の山尾志桜里さんと社会起業家のたかまつななが話を聞きました。 ※当記事は、YouTubeチャンネル『たかまつななのSocial Action!』のために 2026年3月4日に取材した内容を元に作成しました。 憲法は何のためにあるのか ーー 自民党が衆議院で3分の2以上の議席を得て、憲法改正が進むのではという関心が高まっていると思います。維新が与党としてどのように進めていくのかを伺いたいと思って今回の対談を企画しました。山尾さんが「維新なら馬場さんにお伺いしたらいいのでは」と言ってくださったのですが、それはどういった点からですか? 山尾: 馬場さんとは、憲法審査会で議論してきました。馬場さんのご師匠の中山太郎議員(元衆議院議長)は、どうやっ

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4 日前読了時間: 13分


専門家が読み解く、日米首脳会談
緊迫する中東情勢の中で行われた日米首脳会談。現代アメリカ政治外交の専門家・前嶋和弘教授と政治記者の今野忍氏が、今回の会談が持つ真の意味と、日本が直面する外交の難問を読み解いた。 ※この記事は、 YouTubeチャンネル『たかまつななのSocial Action!』のために 2026年3月21日に収録した内容を元に作成しました。 成果は「マイナスをゼロにしたこと」 今回の会談における最大の評価ポイントとして、前嶋氏は『最大の成果は、ホルムズ海峡に日本の艦船を派遣しようとはっきり言っていない、それがやっぱり最大の成果なんだと思う』と話す。 高市総理が伝えた「世界中に平和と繁栄をもたらせるのはドナルドだけだ」という賛辞は、国内では批判の声もあるが、前嶋氏はこれを「高度な外交レトリック」と分析する。『よく考えた言葉ですよね。「あなたがイランの攻撃やめてネタニヤフを説得すればいいんだよ」という否定の言葉にも聞こえるし、「イランを攻め込んで世の中よくしているのはあなたですよ、あなたは世直ししているんですよ」という風にもトランプ大統領は思うわけなので』。...

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3月25日読了時間: 4分


最短衆院予算通過、自衛隊派遣要求——高市政権はこの難局を乗り越えられるか
高市政権が発足し、初めての予算案が衆議院を通過した。しかしそのプロセスは「異例」という言葉では片付けられないほどの強引さと、急速に変化する国際情勢への対応という二重の困難に直面している。政治ジャーナリストの青山和弘氏、毎日新聞の佐藤千矢子氏、政治記者の今野忍氏が、高市外交の正念場と国会運営の危うさを分析した。 ※この記事は、 YouTubeチャンネル『たかまつななのSocial Action!』のために 2026年3月11日に収録した内容を元に作成しました。 今、政権が最も神経をとがらせているのはトランプ米大統領からの「艦船派遣」要求だ。トランプ氏はSNSで中国や日本を名指しし、中東情勢への関与を求めている。これに対し青山氏は「今の憲法や集団的自衛権の枠組みでは、戦闘状態の海域に自衛隊を出すのは極めてハードルが高い」と指摘する。佐藤氏も、トランプ氏の発言の信ぴょう性や米海軍内での調整不足を挙げ、現時点での派遣は現実的ではないとの見方を示した。 一方で、日本の石油輸入の9割以上が中東に依存している事実は重い。湾岸戦争時、対応の遅れから国際社会での評

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3月25日読了時間: 3分


国際情勢がめまぐるしく変わる今だから、見ておきたい8本
アメリカ・イスラエルによるイラン攻撃が勃発しました。本格的に、私たちは戦争の起きる時代を生きていかなければならないのだと実感させられます。 そんな中で、私たち笑下村塾は国際情勢・国際政治についての発信に力を入れています。テーマごとに確かな知識・ご経験のある方にお話をお伺いして、専門家の方々の知見をみなさんに分かりやすくお伝えしています。私たちの動画をきっかけにして、できるだけ多くの人が社会課題を「自分ごと」として考えられるように、一生懸命取り組んでいます。 こちらに、これまで公開した動画をいくつかご紹介します。気になるテーマから気軽に見てみてください! <イラン攻撃関連5本> ⚫️ イラン攻撃と 日米首脳会談 日本政府の今後の動向は? 最新のイラン情勢を踏まえて、日本政府に求められる外交や国内政治の動きについてお伺いしました。日本政府について考えることは高市政権について考えることで、さらには国会運営や予算審議について考えることにもつながってきます。 国際政治と国内政治は繋がっているということを分かりやすくお伝えできる動画になっているかと思います

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3月24日読了時間: 5分


原発爆発をテレビで知った——元官房長官・枝野幸男が明かす、震災対応の内側と15年後の教訓
東日本大震災と福島第一原子力発電所事故から15年。当時、官房長官として24時間体制で危機対応にあたった枝野幸男氏が、当時の混乱と、そこから得た教訓を語った。 ※この記事は、 YouTubeチャンネル『たかまつななのSocial Action!』のために 2026年3月11日に収録した内容を元に作成しました。 震災直後、官邸には日本で最も早く情報が集まるはずだというのが一般的な認識だった。枝野氏自身もそう信じていた。しかし現実は異なった。原発の爆発という最悪の事態を、官邸の人間がテレビのニュース映像で初めて知るという情報の断絶が起きていたのである。後に判明したことだが、当時、東京電力の本店と福島第一原発の現場はテレビ電話で常時繋がっていた。しかしその情報は官邸に共有されていなかった。「なぜこちらに教えてくれなかったのか」という組織間の壁への不信感は、今も消えていない。 「#枝野寝ろ」と話題になった連日の会見では、国民のパニックを防ぐため、あえて普段より低い声でゆっくりと、一語一語を噛まないように話すことを徹底していた。「政府の人間が一度でも噛めば、

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3月18日読了時間: 3分


日本共産党ってどんな政党? 田村智子さんに聞いてみた
日本共産党はどのような理念で活動している政党なのでしょうか。委員長の田村智子さんにインタビューしました。(取材日:2026年2月28日) ーー日本共産党が一番大切にしている理念は何ですか? 一言で言うと「自由」です。今の日本社会は、子どもも含めて様々な場面で抑圧されています。そこからの自由を求めるのが、今の時代に共通する理念です。抑圧を取り除いた先にあるのは、「私がこういうことをしてみたい」という内面から来る自由です。人間はどう成長、発達していくのか、こうした自由を求めることが理念の中にあります。 今の学校は息苦しいですよね。型にはめられ、否定されたら自己肯定感がなくなってしまう。過度な競争や誰かに評価されているという思いから解放されることは、今の子どもや若者にとってはとても大切なことだと思います。 ーー共産主義とは、どのような社会を目指しているのですか? 今の資本主義の経済や社会の中で、人間を抑圧する仕組みを徹底的に追究し、取り除いていった社会が社会主義、共産主義です。 マルクスが『資本論』で分析したように、資本主義の最大の問題はお金が支配し

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3月10日読了時間: 4分


「立憲との合流は間違いではなかった」中道・斉藤鉄夫顧問が語る、自公連立解消の真相と中道の未来
長年続いた自民党との連立を解消し、立憲民主党と合流して結党された「中道改革連合」。決断の背景にはどのような思いがあったのでしょうか。そして衆院選での厳しい結果をどう受け止め、これからどのような社会を目指していこうとしているのでしょうか。顧問の斉藤鉄夫さんに、社会起業家のたかまつななが率直な思いを聞きました。 ※この記事は、 YouTubeチャンネル『たかまつななのSocial Action!』のために 2026年2月27日に収録した内容を元に作成しました。 厳しい選挙結果と、それでも残った「中道の火種」 ーー 選挙お疲れ様でした。結果をどのように受け止めていらっしゃいますか? 斉藤: 選挙期間中は結構手応えを感じていました。ですので、現場で感じた実感と実際の選挙結果のギャップの大きさにしばらくは茫然自失していました。私は今回12回目の選挙で、これまで中選挙区の選挙も戦ってきて、小選挙区候補としても戦ってきた。いろいろな選挙を経験したのですが、やはり選挙というのを甘く見ていたなと。選挙とい うのは怖いなと改めて実感しているところです。 ーー...

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3月5日読了時間: 9分


自衛隊の明記、緊急事態条項……改憲議論はどこへ向かう? 憲法学者と弁護士と徹底分析
先の衆議院選挙で自民党が単独3分の2を超える議席を獲得し、憲法改正議論は新たな局面を迎えています。高市総裁が掲げる改憲のロードマップ、そして野党の変節。私たちの生活に直結する「9条2項削除」や「緊急事態条項」の議論は、どこへ向かうのか。九州大学法学部教授の南野森氏と、弁護士の倉持麟太郎氏を迎え、社会起業家のたかまつななが、今まさに国会で始まろうとしている改憲論議の本質と、国民が注視すべきポイントを深掘りします。 ※当記事は、YouTubeチャンネル『たかまつななのSocial Action!』のために 2026年2月19日に取材した内容を元に作成しました。 選挙結果で高まる改憲の機運 ーー 今回の選挙結果を受けて、憲法改正が以前より前に進みそうだと感じていますが、お二人は改憲論議が高まっていくと思われますか。倉持さん、いかがでしょうか。 倉持: 私は今回の選挙期間中、14日間ずっと現場の近くにいたんです。地方も回って地元の風を感じようとしたのですが、全く分かりませんでした。高市さんが勝つとは思っていましたが、たとえ、立憲民主党のままであっても、

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3月2日読了時間: 11分


日本保守党ってどんな政党?北村晴男さんに聞いてみた
日本保守党はどのような理念で活動している政党なのでしょうか。北村晴男さんにインタビューしました。(取材日:2026年1月26日) ーー日本保守党が一番大切にしている理念は何ですか? 1つは経済的に豊かにならなければいけないこと、もう1つは日本という国は強くなければいけないことです。日本社会や日本の国、日本の文化、あるいは日本語といったものを基本的に守っていく。不合理な部分があれば改めるなど、いいものは取り入れつつも、核心的な部分はしっかりと守っていくというのが保守だと考えています。 ーーどういう社会を作りたいとお考えですか? まず経済面では、減税によって経済を活性化し内需を拡大することです。もう1つは、日本の社会を守ることです。最高の治安の良さは絶対死守すべきですし、人に迷惑をかけないという日本人のメンタリティや文化を守りたいと考えています。戦後、金さえ儲かれば、自分さえよければいいという人が割合的に増えてきたことに危機感を覚えています。 外国人との共生も可能ですが、日本語を一生懸命勉強し、日本の文化を尊重し法律やルールを守って自分の力で生活でき

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2月27日読了時間: 4分


中道は大敗からの再起なるか? 「元コンビ」泉健太氏と山尾志桜里氏が語る「野党第一党」の覚悟とは
衆議院選挙を経て、日本の政治は大きく変わりました。およそ四半世紀にわたった自公連立が解消され、立憲民主党と公明党が合流して新党「中道改革連合」が誕生。しかし、有権者が下した審判は、小選挙区での議席激減という厳しい現実でした。 かつて国会で「議場内交渉係」としてコンビを組んでいた泉健太氏と山尾志桜里氏。旧立憲民主党で代表を務めた泉氏と、元衆議院議員で弁護士の山尾氏に、結党の舞台裏と新党が目指すべき未来について聞きました。 (取材:たかまつなな/笑下村塾) ※当記事は、YouTubeチャンネル『たかまつななのSocial Action!』のために2026年2月16日に収録した内容をもとに作成しています。 「世の中はそう甘くない」新党結成からの大惨敗 ーー本日は、中道をどう立て直していくのかお話を伺いたいと思います。 山尾: 泉さんとは実は同い年で、議員時代は席も隣でしたよね。 泉: 懐かしい。議員運営委員会でコンビだったんです、ずっと。だいたい僕がいい加減な交渉をしてきて、全部それを山尾さんがちゃんと埋めてくれる(笑)。 山尾:...

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2月26日読了時間: 10分


「消えた方が楽」と感じていた葵さんが「学校にこだわらなくてもいい」と思えるようになった理由
学校に行きづらくなったのは、同級生からのいじめがきっかけ。でも本格的に不登校になったのは、担任教師の一言が原因でしたー。朝井葵さんは、小・中学生時代のことをこう振り返ります。「早く、この世からいなくなりたい」と日記に綴っていた朝井さんが社会を動かそうと行動するようになったのは、高校時代にあるプロジェクトに参加したことがきっかけでした。大学生になった朝井さんに話を聞きました。 (このインタビューは2026年1月19日に行いました) 教師から言われた「女の子なんだからスカートを履きなさい」 小さないじめが始まったのは幼稚園の頃。性格も容姿も女の子らしくなくて、それをよく思わない人がいることは痛感していました。小学校に入ると「男友達が多い」とか「なんとなく気にいらない」という理由で本格的にいじめられるようになりました。 でも、同級生以上に怖かったのは先生です。不登校がちになると、両親が学校に呼び出されて「娘さんが不登校になるのは、あなた方のせいじゃないんですか」と言われたんです。そこから本格的に不登校になりました。 中学校の制服はスカートかスラックスを

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2月6日読了時間: 10分


18歳が選挙権を得て10年、「社会を変えられる実感」を持てる教育の実現度は?
2015年の公職選挙法改正により18歳選挙権が実現してから、10年が経ちました。笑下村塾はこれまで各地の学校に出向き、10万人以上のこどもたちに主権者教育を届けてきました。 「社会を変えられる」と考えるこどもの割合がぐんと増えるなど変化を目の当たりにする一方、課題も感じてきました。若者の政治参加は投票率向上を指標として語られがちですが、選挙だけが政治参加の手段なのでしょうか。どのようにすれば、若者の声を意思決定や政策に反映できるのでしょうか。 2026年1月30日、笑下村塾は文部科学省にて記者会見を開催しました。会見には、笑下村塾代表のたかまつななのほか、学校で民主主義を実践してきた教育者や、スウェーデンの若者の社会参画が専門の研修者が登壇。知事に政策提言したことのある高校生・大学生もオンラインで参加しました。各登壇者の発言を中心に、会見の模様をレポートします。 (会見の動画はこちらです⇨ たかまつなな youtube ) 未来の民主主義に向けて見えてきた4つの論点 (1)投票率ではなく「社会を変えられる実感」をどう育てるか(たかまつなな)...

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2月2日読了時間: 9分


2月8日衆院選を前に、若者は政治に何を託すのか──声をあげ、制度を動かす現役の高校生・大学生に聞いてみた
2月8日に衆院選が行われます。今年は、18歳選挙権が施行されてから10年という節目の年でもありますが、若者の政治参加はまだ十分とは言えません。若い世代は政治や社会に対して何を感じ、何を求めているのか。今回は、現役の高校生・大学生として、行政や議会、市長・知事に提言し、実際に制度や現場を動かしてきた4人に話を聞きました。ジャーナリスト・社会起業家のたかまつななが率直に語り合う中で見えてきたのは、若者の政治への「無関心」ではなく、「声を届ける回路の不足」でした。(取材:たかまつなな/笑下村塾) ※FMラジオ番組『たかまつななの政治家とだべろう』の放送のために2026年1月26日に事前収録した内容をもとに作成しています。 外所もみじ(とどころ・もみじ)さん: 高校3年生。群馬県高校生リバースメンター2期生、「任意団体kaede._かえで。 」共同代表。不登校支援の活動・起立性調節障害に関する啓発活動。 篠崎日向詩(しのざき・ひなた)さん: 高校2年生。福岡県古賀市の高校生リバースメンター。LGBTQをテーマに提言。 悉知信(しっち・あきら)さん:...

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2月2日読了時間: 20分


中道改革連合ってどんな政党? 岡本三成さんに聞いてみた
中道改革連合はどのような理念で活動している政党なのでしょうか。岡本三成さんにインタビューしました。(取材日:2026年1月29日) ーー中道改革連合が大事にしている理念は何ですか? 今、違いを煽って戦わせるような政治がありますが、もっと交わるところを大切に、合意形成をして社会を前に進める。そういう政治手法を目指していきたいです。経済成長、強い国力、これらは当然必要です。けれど、これが目的になってしまうと国民生活とのずれが出てくる。一人一人の生き方とか働き方に光を当てて、その結集が国力、経済成長につながっていくようなアプローチを政治の世界でやっていきたいと思っています。
ーー「中道」という言葉に込められた意味は何ですか? 私たちの中道は、右と左を足して2で割って真ん中、という意味ではなくて、その哲学を一言で言うと「人間主義」です。一人一人の人生の豊かさに目的があって、それをどう実現するかというアプローチをしていく。生活者を第一においた考え方でなければならないし、そのために世界は平和でなければいけないと思っています。 ーーどういう社会を目指していま

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1月30日読了時間: 4分


2日に1回は「やめたい」と思った― たかまつなな、芸人としての収入をつぎ込み、10年前にスタートした「若者と政治をつなげる」活動の現在地
どうすれば、私たちの声で政治を動かし、社会を変えられるのだろう―。社会起業家であるたかまつななは、10代の頃から、若者と政治をつなげようともがいてきました。株式会社「笑下村塾」を立ち上げたのは大学院1年目の時。「2日に1回はやめたいと思った」という厳しい道のりでしたが、国内外の教育現場に通い、発信を続けてきました。 2026年は、18歳選挙権が施行されてから10年目。たかまつの目に、現状はどう映っているのでしょうか。 (このインタビューは2026年1月20日に行いました) 海外で出会った「世界を変えられる」と感じている若者たち 若者の政治参加が盛んな国をいくつも訪れ、取材を重ねてきました。「どうして選挙に行くの?」と聞くと「世界を変えられると思うから」とか「社会をより良くしたいから」という理由がとても多いんです。自分が社会の一員であり、そのことを示すために意見表明をする、という感覚が強いと感じます。 学校や家庭で自分の意見をしっかりと伝えて、相手の意見も聞いた上で合意形成したり妥協したりする経験をすることで「民主主義」が根付いている。...

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1月28日読了時間: 10分


チームみらいってどんな政党?安野貴博さんに聞いてみた
チームみらいはどのような理念で活動している政党なのでしょうか。党首の安野 貴博 さんにインタビューしました。(取材:2026年1月22日) ーーチームみらいが最も大切にしている理念は何ですか? 「みらい」と名前がついている通り、「未来が明るいと思える国をつくる」ということ。そのために、政治と経済をアップデートしていくことです。経済の面では、人口減少によって働き手が不足する中で、AIやロボットといった科学技術や、将来を担う子どもたちへの教育に投資することで、未来の成長を作っていきたい。政治の面では、いくら経済が成長したとしても、自分たちの声が届かない政治になってしまったら未来に希望を持てないと思うので、自分たちの声が届いて分断が進まない政治の状況を作っていきたいです。そのために、技術を使いながらいろいろな人の声を集めて、それを元に政策を進化させていく仕組みを作ります。 ーー他の政党と比べたときの、チームみらいの特徴は何でしょうか? テクノロジーの使い方です。われわれは政党として初めて、ソフトウェアのエンジニアのチームを持っていて、そこでいろいろなツ

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1月26日読了時間: 4分


知事とTIKTOKダンスを踊った高校生 1年後に気づいた「社会は変えられる」
2023年度に始まった群馬県のリバースメンター制度。高校生が、現役官僚や専門家のサポートを受けながら自身の問題意識をまとめ、知事に直接提言する仕組みです。初代リバースメンターを務めた植松水歌子さんは、この制度を活用したお陰で視野が大きく広がったと言います。 植松さんが山本一太知事に提言したのは、子宮頸がんの認知と予防ワクチン接種の重要性でした。 「高校2年の時、子宮頸がんの予防ワクチンの接種率が日本では非常に低いということを知り、友人と二人で、ワクチンを普及させる活動をしていたんです。すると学校の先生から、リバースメンター制度というものがあるから応募してみたら、と勧められました」 「いい機会だな」と考えて参加した植松さんは、プレゼンで四つの提案をしました。 「一つ目は、ワクチンの接種対象者にTikTok動画で知らせること。二つ目は生理用ナプキンのパッケージに子宮頸がんに関する情報を載せて高校で配布すること。三つ目は、学校で子宮頸がんに関する講演会を開くこと。そして四つ目は公共の施設で簡単にワクチンを接種できるようにして欲しい、と提言しました」.

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1月25日読了時間: 5分


若者の政治参加を支える仕組みって?ー台湾のリバースメンターに聞いてみた
私たち笑下村塾は、群馬県を皮切りに、複数の自治体で、若者が首長の相談役(メンター)となって、首長にアドバイスや政策提言を行う「リバースメンター」を行っています。2023年からこの仕組みを導入した群馬県では、高校生の提言をもとに「不登校」という呼び方を変えました。 この制度をさらに広げ、若者が政治に関わるための仕組みとして根付かせるためには、なにが必要なのでしょうか。 群馬県リバースメンターの提言の様子 世界では、同様の制度が、法的裏付けを持って実行されている地域も少なくありません。 2025年11月28日、衆議院議員会館にて、台湾でリバースメンターを務める若者たちが、群馬のリバースメンターたちと意見交換を行いました。 台湾には、若者が政府のトップや官僚に対して意見や提案を行う制度があります。日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、年上の人が若者を教えるのではなく、若者が政策づくりの場で“助言する側”になるのが特徴です。 この制度を支えているのが、2023年に台湾の国会(立法院)で可決された「青年基本法」です。この法律では、18〜35歳の若者に

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1月24日読了時間: 4分


高市総理への質問の真意は? 立憲民主党の岡田克也さんに聞いてみた
台湾有事をめぐる高市早苗総理の国会答弁が引き金となり、日中間の緊張が続いています。その答弁を引き出した立憲民主党の岡田克也さん(元副総理・元外相)にお話を伺いました。あの質問の狙いは、何だったのでしょうか?(取材:たかまつなな/笑下村塾) ※2025年12月2日に収録した内容です。読みやすさを考慮し、編集を加えた部分があります。 「法律に基づいて総合的判断」との答弁求めたが「真逆でびっくりした」 ーー高市総理の答弁が注目されています(注1・2025年11月7日、衆院予算委員会で岡田元外相が、台湾有事について、どういう場合に存立危機事態になると考えているのかと質問したのに対し、高市総理は「戦艦を使って、そして武力の行使も伴うものであれば、これはどう考えても存立危機事態になり得るケースであると私は考えます」「実際に発生した事態の個別具体的な状況に応じて、政府が全ての情報を総合して判断する。武力攻撃が発生したら、これは存立危機事態にあたる可能性が高い」と答えた)。 存立危機事態の場合は集団的自衛権を行使可能、つまり自衛隊が武力を行使できるということで

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1月23日読了時間: 29分
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