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社会問題や政治をもっと身近に。
インタビューやレポートを通じて、課題 解決のヒントを発信します。
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校長には投票権がなく、生徒にはある? デンマークの「学校民主主義」
こんにちはスタッフの山田です。 「生徒会で意見を出しても、最後は先生が決める」 そんな感覚を持つ人は多いかもしれません。しかし、デンマークの公立基礎学校「フォルケスコーレ」では、生徒参加は善意や校風ではなく、法律の中に組み込まれています。 フォルケスコーレ法第1条第3項は、学校が子どもを「自由で民主的な社会への参加、共同責任、権利と義務」に備えさせ、学校の営み自体を「精神の自由、平等、民主主義」によって特徴づけるよう定めています。民主主義を授業で教えるだけでなく、学校の日常そのものを民主的に運営する、という考え方です。 生徒会は「学校が認めた活動」ではなく、法律上の権利 第5学年以上を置く学校では、生徒には生徒会(elevråd)をつくる権利があります。生徒が自ら動かなければ、校長は設立を促さなければなりません。全生徒に選挙権と被選挙権があり、選挙は毎年10月末までに実施されます。 生徒会は校長や教職員と協力し、生徒全体の利益を代表します。規約案は、全生徒が参加・投票できる会議で決めます。学校は会議室や事務設備を提供しなければならず、生徒会は校長

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9月4日読了時間: 3分


【開催レポート】品川区中高生リバースメンター事業 第4回検討会~企業の視点から~
こんにちは、笑下村塾スタッフの杉山です! リバースメンターたちが取り組んでいる提言は、いよいよ最終段階に近づいてきました。今回は、品川区に関連のある企業等の方々とのメンタリングを通して、提言をより実現可能なものにしていくための検討会になりました。提言をもとに、区として事業化するということは、たくさんの人やお金が関わることであり、決して安易にできることではありません。そのような視点もきちんと踏まえて「誰とどのように実現するか」を考える、充実した時間でした! 委嘱式・意見交換会レポートはこちら 第1回検討会レポートはこちら 第2回検討会レポートはこちら 第3回検討会レポートはこちら 第4回検討会レポート 1.チェックイン&アドバイザーの自己紹介 まずは、中高生のチェックイン。夏休みも終盤となりましたが、夏の間に自分でアンケート調査をしたり、外部に取材をしたりと、皆さん、提言会に向けて着々と準備を進めていました。お互いに近況を話したり、夏の思い出を話したり…和やかな雰囲気も感じられました♪ そして今回参加する企業等のアドバイザーの皆さんによる自己紹介。

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9月3日読了時間: 4分


【開催レポート】品川区中高生リバースメンター事業 第3回検討会~区職員との対話から、実現への道筋を描く~
こんにちは、笑下村塾スタッフの悉知です。 これまで2回の検討会を重ね、自分が実現したいことや提言の方向性を磨いてきました。今回は、担当課の職員の方々とのメンタリングを通して、アイデアを具体的な実現方法へと落とし込んでいきました。「何をしたいか」を考える段階から、「誰とどのように実現するか」を考える段階へ。提言の完成に向けた、密度の濃い2時間となりました。 委嘱式・意見交換会レポートはこちら 第1回検討会レポートはこちら 第2回検討会レポートはこちら 〜第3回検討会レポート〜 1.チェックイン&アイスブレイク まずは、チェックインと今回参加する品川区各担当課の職員の方々による自己紹介からスタート。その後は、担当課職員と中高生リバースメンターによるアイスブレイクを実施。自分についての紹介に一つだけ嘘を交え、どれが嘘かを当てる「嘘つき自己紹介ゲーム」を行いました。 ゲームを通して担当課の方々の人柄も垣間見え、会場の緊張も次第にほぐれていきました。これから始まる本格的なメンタリングに向けて、互いに率直な意見を交わすための関係づくりができた時間となりました

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8月20日読了時間: 4分


【開催レポート】品川区中高生リバースメンター事業 第2回検討会~やりたいことと実現可能性の両立に挑む~
こんにちは、笑下村塾スタッフの和田です。 2026年7月23日、品川区中高生リバースメンター事業の第2回検討会が開催されました。キックオフから約1ヶ月、参加する中高生たちは徐々に事業に関する検討を深め、さらに自信をもって検討会に臨むように。この日も活気あるスタートを切ることができました。 委嘱式・意見交換会レポートはこちら 第1回検討会レポートはこちら ~第2回検討会レポート~ 1. チェックイン まずは事務局長による開会あいさつでスタート。前回の振り返りとしてリバースメンターとして活動するにあたっての「心構え」を再度確認しました。 責任を持って熱量高く取り組むためのギアが入ったところで、2時間にわたる検討会が開始されました。 2. 品川区職員による自治体の仕組みと予算の説明 品川区職員による「地方自治体における予算編成」についての講義がありました。 予算とは何か?どのように決まるのか?私たちの声はどう届くのか?なぜ今この時期にリバースメンターを実施しているのか? 普段なかなか知ることのない行政の仕組みについて、丁寧に解説していただきました。自分

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8月20日読了時間: 3分


品川区『中高生リバースメンター』の第一歩! 第1回検討会を開催!
こんにちは、笑下村塾スタッフの杉山です。 昨年から品川区でスタートした「中高生リバースメンター」事業。7月5日に行われた第1回検討会では今年のリバースメンターに加え、先輩メンターたちと豪華アドバイザー陣が駆けつけてくれました!2時間に渡る“本気の対話”の記録をご紹介します。 そもそも、「リバースメンター」って? “メンター”と聞くと、大人が若者に教える関係を思い浮かべるかもしれません。でもこの取り組みはその逆。 “リバースメンター” は、 若者がメンターとなって区職員と対話し、「暮らしのリアル」や「若者視点」を伝える役割を担うということです。 言葉だけ聞くと難しそうに感じますが、やっていることはとてもシンプル。「今のまちってどう?」「どんなことに困ってる?」という素朴な声を、まっすぐ届けることなんです。 ~検討会レポート~ 1. アイスブレイク&自己紹介でほっこり♪ まずは事務局長による開会あいさつ&簡単なアイスブレイクでスタート。リバースメンター同士や区の職員の方々、アドバイザーの方々とも会話が弾み、はじめは少し緊張気味だった表情も徐々に笑顔が

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8月12日読了時間: 3分


令和8年度 品川区『中高生リバースメンター』委嘱式・意見交換会
こんにちは、笑下村塾スタッフの西です。 昨年度に続いて2回目となる「中高生リバースメンター」事業。6月21日に行われた委嘱式・意見交換会では、選考を通過した中高生リバースメンターに、品川区長が委嘱状を交付しました。提言会までの3ヶ月にわたるリバースメンターがついにスタートします。 そもそも、「リバースメンター」って? “メンター”と聞くと、大人が若者に教える関係を思い浮かべるかもしれません。でもこの取り組みはその逆。 中高生が、区長や行政職員に対して「暮らしのリアル」や「若者視点」を伝える役割を担います。 言葉だけ聞くと難しそうに感じますが、やっていることはとてもシンプル。「今のまちってどう?」「どんなことに困ってる?」という素朴な声を、まっすぐ届けることなんです。 委嘱式レポート 1. 緊張感に包まれた委嘱式 会場には区長や教育長、職員、メディアの方々が集まり、緊張感に包まれていました。中高生のリバースメンターの皆さんも硬い表情です。しかし緊張している顔つきのなかにもリバースメンターとしての役割・仕事に対する熱意も感じられる凛々しさがありました

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8月12日読了時間: 3分


なぜ今、再審制度が変わろうとしているのか
無実を訴えながら、58年間を過ごした人間がいる。袴田巖さんの事件は2024年10月に無罪が確定したが、問題はまだ終わっていない。再審制度の見直しを求める刑事訴訟法改正案が現在国会で審議されており、その中身をめぐって弁護士や市民団体、野党が声を上げ続けている。笑下村塾のYouTube番組「たかまつななのソーシャルアクション」では、袴田さんの姉・袴田ひで子さんと、弁護士で元検事・元衆議院議員の山尾志桜里氏を招き、制度の何が問題で、今何が変わろうとしているのかを議論した。 ※この記事は、YouTubeチャンネル『たかまつななのSocial Action!』のために2026年5月25日に収録した内容を元に作成しました。 裁判のやり直しを、検察が何度でも止められる 日本の裁判には三審制がある。地裁、高裁、最高裁と段階を経て有罪が確定すれば、それが「決まり」となる。ただし、確定後に新たな無罪の証拠が出てきた場合に限り、やり直しを求める「再審請求」ができる制度がある。 しかし、再審が認められるためのハードルは高いとされている。山尾氏は「判決が決まった後に新しく

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6月17日読了時間: 5分


58年間、諦めなかった姉がいた——袴田事件が突きつける「冤罪は他人事か」という問い
1966年、静岡県で起きた強盗殺人放火事件で死刑が確定した袴田巖さんは、2024年、再審※1で無罪が確定した。58年にわたる戦いを支え続けた姉・袴田ひで子さん、弁護士・元衆議院議員の山尾志桜里さん、笑下村塾代表取締役・たかまつななが、事件の経緯と再審制度をめぐる課題について語った。 ※この記事は、YouTubeチャンネル『たかまつななのSocial Action!』のために2026年5月25日に収録した内容を元に作成しました。 冤罪はこうして作られた 1966年8月、袴田巖さんは静岡県内の強盗殺人放火事件の容疑者として逮捕された。姉のひで子さんには確信があった。逮捕前日、自転車にまたがって近所の人とニコやかに話していた弟の姿を見て、「関係ないようだ、大丈夫だな」と感じていたからだ。「そんな、4人も人を殺して、3日後に行き合って、何にも変わらんということはない。もし犯人で、4人も殺しているなら、なんか変わったことがある。それが全然なかった」。 逮捕後、取り調べは長時間に及んだ。後に支援者や弁護士が調べたところによれば、水も飲ませない、トイレにも行か

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6月16日読了時間: 6分


【記者会見レポート】文科省の「中立性違反」認定を受けて、主権者教育はどこへ向かうべきか
同志社国際高校の修学旅行中に生徒と船長が亡くなった事故をきっかけに、文部科学省は学校の教育内容に「政治的中立性の違反があった」と認定しました。この判断は教育現場に大きな波紋を呼び、主権者教育や平和教育の萎縮を懸念する声が上がっています。 この重要な問題を受け、笑下村塾は2026年6月1日、主権者教育の研究者・実践者・若者たちを集めた記者会見を開催しました。会見には、笑下村塾代表のたかまつなな、東洋大学の林大介さん、自由学園の大畑方人さん、日本若者協議会の宇惠野珠美さん、ミラコエ創設者の谷昊埜さんの5名が登壇。現場の声と具体的な提言が語られました。本記事では、各登壇者の発言と、質疑応答の模様をレポートします。 登壇者からの提言 (1)「やらないことで中立を保つ」構造をどう変えるか(たかまつなな) 会見の口火を切ったたかまつは、今回の文科省による認定が主権者教育のさらなる萎縮につながると強く懸念を示しました。 主権者教育の実施率は9割を超えているものの、現実の政治的事象を扱っている学校はその中の29%ほど。「完璧な政治的中立性は難しい、だからやらない

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6月12日読了時間: 11分


「2日に1回、辞めたかった」——それでもたかまつななが12年間続けた理由
政治家60人以上、累計8,500万回以上の再生数。数字だけ見れば順風満帆に見えるYouTube「たかまつななのSocialAction!」だが、本人の口から出た言葉は意外なものだった。「2日に1回ぐらい辞めたいと思っていました」——それでも続いた理由を、チャンネル設立12周年の節目に本人が語った。 ※この記事は、YouTubeチャンネル『たかまつななのSocial Action!』のために2026年4月28日に収録した内容を元に作成しました。 政党の枠を超え、60人以上の政治家が出演 チャンネルの開設は12年前、高松がまだ大学生だった頃にさかのぼる。以来、チャンネルには現在の全国政党から、党首・閣僚クラスの人物が出演してきた。高市早苗総理、石破茂氏(現総理大臣就任前)との居酒屋インタビュー、小川淳也氏、田中真紀子氏、気候活動家グレタ・トゥンベリ氏、そして森友問題をめぐって自死した赤木俊夫さんの妻・赤木雅子氏——政党の枠を超えた多様な出演者が特徴となっている。 登録者数は24万人。視聴者層は他の政治チャンネルと比べて女性や若い世代の割合が高い。「全

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5月28日読了時間: 4分


辺野古事故から考える——事故を繰り返さないために何ができるか
修学旅行中に生徒が命を落とした。なぜ事故は防げなかったのか。「教育のプロが、校外では安全管理のプロにはなれない」——現場の教員が語るこの言葉は、再発防止を考える上で重要な視点を示している。若者の政治参加の推進をするたかまつななが、学校リスクを専門とする名古屋大学教授の内田良氏と、岐阜県立高校教諭・西村祐二氏とともに、事故の構造的な原因から再発防止策、平和学習のあり方まで考えた。 ※この記事は、YouTubeチャンネル『たかまつななのSocial Action!』のために2026年4月28日に収録した内容を元に作成しました。 なぜ事故は起きたのか 内田氏は、今回の事故の根本的な問題として、旅行代理店を介さなかったことを挙げる。旅行代理店は事業者の安全マニュアルや保険の整備状況をチェックした上でリストを持つ、安全管理のプロだ。しかし今回、海上活動の部分だけ代理店が関与しておらず、事故後の調査で、活動を行った団体が事業登録をしていなかったことが判明した。 「旅行代理店を介してしまっては『やれなかった活動』なのかなと思うわけですね。少なくとも旅行代理店を

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5月20日読了時間: 6分


中道改革連合ってどんな政党? 小川淳也さんに聞いてみた
中道改革連合はどのような理念で活動している政党なのでしょうか。代表の小川淳也さんにインタビューしました。(取材日:2026年3月24日) ーー中道改革連合が一番大事にしている理念は何ですか? 中道リベラル、中道保守。左右の極論にはくみしない。幅の広い懐の深い道を行きたいと思っています。目指すのは、生活者重視。徹底した平和主義。透明性の高い政治。それから、1人当たりのGDPが豊かな国、現役世代にも安心してもらえる持続可能な社会保障制度。そこに僕の持論である「競争力のある福祉国家」というイメージを重ねていきたい。 ーー「競争力のある福祉国家」はどう実現しますか? 社会の構造変化に合わせて「社会のリフォーム」を行いたいと思っています。人口バランスが、現役世代が圧倒的に多かった時代から、高齢者が圧倒的に多い時代へ変わりつつあります。同じ仕組みで、同じ制度で、同じ法律でいいはずがない。この構造変化を捉えて、社会を正しく構造的にリフォームすべきです。 これからは高齢者にも若い人たちを支えてもらうことを考えてもらわざるを得ません。世代間が相互に支え合う「世代循

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5月7日読了時間: 4分


「脱炭素か、成長か」は本当に二択なのか
「脱炭素を進めると経済が停滞する」——あなたはそう思っていないだろうか。実は、ほとんどの先進国はすでに経済成長しながらCO2排出量を減らしている。日本も例外ではない。 では問題は何か。再エネへの根強い不信感、原発が抱える撤退できない構造的理由、そして円安を加速させる化石燃料依存。「方向性は見えているのに動けない」日本の現実を、たかまつななが、ポスト石油戦略研究所代表の大場紀章氏、東京大学教授で気候科学者の江守正多氏、政治記者の今野忍氏とともに議論した。 ※この記事は、YouTubeチャンネル『たかまつななのSocial Action!』のために4月9日に収録した内容を元に作成しました。 「経済成長と脱炭素の両立」はすでに世界の常識 大場氏は、日本人が抱く「脱炭素=経済に悪影響」という認識が世界の実態とずれていると指摘する。 大場氏は「ほとんどの国は経済成長しながら(CO2排出量を)減らしているんですよ。日本もそうですし、ほとんどの先進国は特にそうですね。減らしながら成長はできるんですかじゃなくて、もう我々もできているし、どこの国も大体やってる」

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5月6日読了時間: 4分


群馬県リバースメンター2025体験記。高校生の感想をご紹介します!
群馬県リバースメンター事業は、高校生自らが群馬県知事のメンターとして政策等を提言し、社会を変える実感を得ることで、群馬県が目指す「始動人」(自ら考え、他者が踏み出さない領域に挑戦し、生き抜く力を持つ人)の育成につなげるとともに、高校生ならではの感覚や価値観を県政に取り入れ、新たな展開を生み出すことを目的としています。 若者が主体的に意見を表明し、政治参加への意識を高めることを目的に「主権者教育」を実施している笑下村塾では、本事業を年間を通じて実施してきました。 2025年度参加者による生き生きとした感想を、ぜひご覧ください。また、2026年度も実施予定ですので、続報をお待ちください。 2025年度高校生リバースメンター参加者体験記 「戦後80年を節目に群馬県民が平和について対話する機会をつくりたい」(りほさん) ぐんま国際アカデミーの大津里穂です。本日8月6日、広島は原爆投下から80年を迎えました。「群馬県民の平和意識の向上」をテーマに提言します。 この提言の背景には、私自身の経験があります。学校で開催されたルワンダ講演会をきっかけに、高校

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5月6日読了時間: 21分


いま一度、日本の防衛を考える
「いま現在の国際情勢に照らせば、現実問題として発生することを具体的に想定しているものではない」2015年9月、参議院の平和安全法制特別委員会。ホルムズ海峡での機雷掃海について問われた安倍晋三首相(当時)は、そう答弁した。あれから約10年半。その「想定していない」とされたシナリオが、現実の議論として浮上している。イラン情勢の緊迫化により、日本が輸入する原油の約9割、半導体製造に不可欠なヘリウムの供給路が脅かされているからだ。YouTubeチャンネル「たかまつなな Social Action!」では、安保法制の制度設計に深く関わった公明党幹事長・西田実仁氏と、政治記者の今野忍氏を招いて議論した。イラン情勢への対応、自衛隊派遣の可否、憲法9条改正論議まで、日本の安全保障の現在地が率直に語られた。 ※この記事は、YouTubeチャンネル『たかまつななのSocial Action!』のために4月1日に収録した内容を元に作成しました。 中東の安定の上に成り立っている日本人の生活 安全保障と聞くと、多くの人はどこか遠くの戦場やミサイルの話を想像するかもしれない

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5月4日読了時間: 5分


大国が「力による支配」に乗り出す時代、理想と現実のバランスをどう考える?日本共産党の田村智子さんに聞く
日本共産党委員長の田村智子さんに、安全保障をテーマに話を聞いた。前回の対談でたかまつななが「安全保障については考え方が違う」と伝えたところ、「だったら、今度は安全保障で1時間やりましょう」と田村さんから提案があり、この対談が実現。イラン攻撃やウクライナ侵攻、憲法改正、日米同盟のあり方、自衛隊の未来像など、立場の異なる両者が正面から対話をしました。 ※当記事は、YouTubeチャンネル『たかまつななのSocial Action!』のために2026年4月6日に取材した内容を元に作成しました。 いまの国際情勢に対して日本はどうあるべき?「ダブルスタンダードは危うい」 ーー 国際情勢がどんどん変化している中、日本の安全保障環境をどのように見ていますか。 田村: ロシアという核大国がウクライナ侵略を行ったことに対して、国連憲章、国際法違反、許されない侵略戦争だということで反対だと私たちは主張していますが、まだ終わっていません。アメリカでは第2次トランプ政権になり「力による支配が当然だ」という立場に立ってしまった。ベネズエラへ侵攻し、イスラエルと一緒にイ

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4月22日読了時間: 15分


皇室制度のゆくえは?歴史学者・河西秀哉教授に、青山和弘さんとたかまつななが聞く
天皇、皇后両陛下の長女愛子さまや秋篠宮家の次女佳子さまをはじめとする女性皇族の公務が盛んに報じられる中、皇位継承や皇族数の減少といった皇室を取り巻く課題に注目が集まっています。高市早苗首相は今国会での皇室典範改正に意欲を示していますが、議論のゆくえは見通せません。象徴天皇制を研究している河西秀哉・名古屋大大学院教授に、政治ジャーナリストの青山和弘さまと笑下村塾代表取締役のたかまつななが話を聞きました。 *当記事はYouTubeチャンネル『たかまつななのSocial Action』のために2026年4月8日に取材した内容を基に作成しました。 読みやすさを考慮し、編集を加えた部分があります。 今、なぜ皇室典範か ーー 皇室制度はなぜ今、こんなに注目されているのでしょうか? 河西: 高市総理の施政方針演説(編注; 「我が国の伝統や歴史の重みを噛(か)みしめながら、国会において、皇室典範の改正に向け、安定的な皇位継承等の在り方に関する議論が深まることを期待しています」と発言 )や国会答弁などによって注目されていると思います。 青山: 皇族の方々の年齢が進

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4月20日読了時間: 12分


正しい側のない戦争ーーイラン紛争で揺らぐ国際秩序
中東で続くイラン紛争は、なぜ終わらないのか。日本のエネルギーや同盟関係にはどんな影響があるのか。アメリカ・中国・中東・欧州の専門家4人が多角的に議論した内容を元に、揺れ動く国際秩序と日本の針路を読み解いた。 ※この記事は、YouTubeチャンネル『たかまつななのSocial Action!』のために 3月29日に 収録した内容を元に作成しました。 「正しい側のない戦争」を、どう考えるか 中東の紛争は、日本に住む私たちにとって遠い出来事に映りがちだ。しかし専門家たちは、この問題を「どちらが正しいか」で語ることへの慎重さを共通して示した。 中東が専門の坂梨祥氏は、「私たち一人ひとりがこれをどういう戦争と捉えるかは、実は専門家にとっても難しい問題で、この戦争をどのように語ればよいかということは、すでに正解があるような簡単な問題では全然ないわけですね」と述べた。 「どちらが正しいか」ではなく「自分はどう考えるか」。その問いを持つことが、この議論の出発点となる。 終わらない戦争、揺らぐ同盟 戦争が長期化する背景には、当事国間の深刻な不信と、停戦がかえってリ

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4月15日読了時間: 5分


リベラル政党をどう立て直すのかーー元参院議員矢田わか子さんと社会運動研究者の富永京子さんと考える「社会のつくり方」
先の衆議院選挙で自民党が大勝し、リベラルな政党らが大幅に議席を減らし、「リベラルの退潮」が話題になっています。民間労組出身で元国民民主党参院議員の矢田わか子さんと社会運動研究者の富永京子・立命館大学准教授に、たかまつななが話を聞くと、「あっち側」と「こっち側」に分断されがちな社会で一人ひとりができることにまで話が広がりました。 ※当記事は、YouTubeチャンネル『たかまつななのSocial Action!』のために 2026年3月24日に取材した内容を元に作成しました。 読みやすさを考慮し、編集を加えた部分があります。 立て直す必要があるのはリベラル思想ではなく、組織や参加のあり方 たかまつ:本日は「リベラルをどう立て直すのか」というテーマについて考えていきたいと思います。 矢田: 「リベラルって何やっけ?」というところから入らないといけないと思う。私のイメージではリベラルというのは、弱者に寄り添う視点をもった方々が、権威を持つ方に意見を言うというもの。今回は刷新感を求めた方々がリベラルではなく保守系にそれを求めた結果、いまの与党が大勝し、第三

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4月14日読了時間: 18分


中学生が「社会を変えられる」と思える教育って? 10年で見えてきた対話と幸福度の深いつながり
「自分の行動で国や社会を変えられると思いますか」 この質問に、あなたならどう答えますか。変えられると思えなければ、政治に関心が持てないのは当たり前。そう考えた社会起業家のたかまつななは、これまで10万人以上の子どもたちに「主権者教育」の授業を届けてきました。子どもたちの意識が大きく変わるという授業は、どんな内容なのでしょうか。見学するため、文化学園大学杉並中学校(東京都杉並区)にお邪魔しました。 ※ この授業は、2026年2月4日に行われました。 笑いとともに始まった授業 「今日はみなさんと一緒に、政治について、選挙について考えていきたいと思います〜」 体育館に集まった中学2、3年生の300人近くを前に、たかまつの明るい声が響いた。続いてお笑い芸人の「流れ星☆」が登壇する。「 笑える!政治教育ショー 」というタイトル通り、授業は芸人が進行するのが基本だ。すぐに漫才のようなやり取りが始まり、生徒たちから大きな笑いや拍手が起きた。 最初のプログラムは「クイズ!世界の選挙」。「オーストラリアで行われている選挙の仕組みは?」「インドネシアで行われ

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4月9日読了時間: 10分
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