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私たちの声が、未来をつくる。
海外の「若者の政治参加」事例集

私たち笑下村塾は、日本の「若者の政治参加」を前に進める活動をしています。その一環として、海外各国の先進的な取り組みを取材しました。このサイトでは、現地で見聞きした具体的な事例と、日本の未来を考えるためのヒントをまとめています。

学校内民主主義

日本の生徒会と、海外の生徒組織は何が違うのでしょうか。ここでは、学校のルール作りや予算策定に生徒が直接参加できる仕組みを紹介します。ドイツの「生徒会」や「学校会議」、スウェーデンの「生徒組合」の事例から、生徒が意思決定に直接関わり、自分たちのことは自分たちで決める、学校を舞台にした民主主義の実践方法を見ていきます。

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学校は生徒自身で運営する!行政とも連携するドイツの生徒会と学校会議
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1校の予算1300万円!?学校も政府も動かすスウェーデンの「生徒組合」

選挙を自分ごとにする仕組み

海外では、「選挙」や「投票」をより身近なものにする様々な取り組みが行われています。若者の投票率がなんと80%を超えるスウェーデンでは、政治家と気軽に話せる「選挙小屋」が出現。そして、中高生が本番さながらに投票する「模擬選挙」は複数の国で実施されています。これらの事例から、政治を学ぶ主権者教育のあり方や、社会全体で選挙への意識を高めるヒントを探りましょう。

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政治家と有権者の距離を深めるスウェーデンの「選挙小屋」って何?
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リアルな投票を体験!スウェーデンの投票率を支える「学校選挙」とは
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大統領選挙の最終投票を学校で!?フランスの「模擬投票」に密着!

若者の声を届けるシステム

「社会がこうなってほしい」という意見を、どうすれば実際の社会に反映できるでしょうか。若者が政策提言し、社会変革を実現するための海外の仕組みを紹介します。台湾のデジタル民主主義や、イギリス・フランスのユースカウンシル(若者議会・青少年議会)などの事例から、多様な意見をまとめて社会的な合意を形成していくプロセスを学びましょう。

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ネットの意見が法律に!?台湾で盛んな「デジタル民主主義」とは
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17歳で国の規制を変えた!イギリス「若者議会」のメンバーに取材
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街づくりにも子どもの声を反映。フランス「青少年議会」とは

若者の活動への公的支援

国や政府が主体となって、若者の政治参加を支援する仕組みに注目してみましょう。ドイツの政治教育をサポートする「連邦政治教育センター」や、若者団体に年間多額の資金を援助するスウェーデンの制度を紹介します。市民を育てるという公的な役割について、その目的や背景を探究してみましょう。

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スウェーデン「若者・市民社会庁」による若者団体への資金サポート
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ナチス時代の反省から生まれた「ドイツ連邦政治教育センター」

政治を実践的に学べる授業

社会で必要となる「政治参加のスキル」を、授業で学べる国があります。知識の暗記に留まらない、実践的な政治教育の事例を集めました。投票率をテーマに科学的な分析を行うドイツの授業や、実際の政党や政治家を取り上げるスウェーデンの授業など、クリティカルシンキング(批判的思考)の力を養い、社会課題の解決策を探究する学びの形を紹介します。

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選挙に行かない人を科学的に検証!ドイツの「政治の授業」を取材
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小学生が政党のイデオロギーを語る!スウェーデンの教室に潜入
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政治家の発言を疑う高校生たち。スウェーデンの批判的授業とは?

なぜ選挙に行くの? 若者たちの意見

海外の同世代の若者は、選挙についてどう考えているのでしょうか。このカテゴリでは、フランス、イギリス、スウェーデンなど、様々な国の若者たちの「リアルな声」を集めました。一人ひとりが語る投票へ行く理由や、社会への考え方に触れることで、日本や自分自身の状況と比較し、「一票の価値」とは何かを考えるきっかけにしてみてください。

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【イギリス統一地方選】投票所から出てきた人たちに直撃インタビュー!
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【フランス大統領選】選挙になぜ行く?誰にいれる?街頭取材してみた
 
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【投票率81%】スウェーデンの若者が投票へ行く理由を聞いてみた!
 
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「日本の低い投票率、どう思う?」スウェーデンの高校生の回答とは…?

学校の先生へのヒント

主権者教育を実践する上で、どのようなスキルや視点が必要でしょうか。このカテゴリでは、シティズンシップ教育(市民教育)の先進国であるイギリスの専門家たちへのインタビューを通じて、先生方が授業で使える具体的な「教え方のスキル」や、教育プログラムの作り方のヒントを紹介します。日々の授業づくりの参考に、ぜひご活用ください。

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研究者に訊く!主権者教育の勘所と教師の必須スキルとは?
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英最大の主権者教育団体による「先生のスキルアッププログラム」
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市民教育専門のイギリスNPOに聞いた「教え方のスキル」を大公開!
フランス青少年議会 2022年4月29日 (3).JPG
未来をつくる、はじめの一歩

自分の意見を表明し、社会に参加する。それは、世界中のすべてのこども・若者に保障される大切な権利で、国連の「子どもの権利条約」に定められています。日本でも、2023年に施行された「こども基本法」によって、国や地方公共団体がこどもの意見を尊重することが義務付けられました。 

 

このサイトで紹介した海外の事例は、そんな「意見表明」や「社会参加」の権利が特別なものではなく、日常の風景として根付いている様子を伝えています。生徒が学校運営の主役となり、若者が政党に所属して政策を議論し、自分たちの声で社会のルールを変えていく。そこには、大人に保護されるだけの存在ではなく、社会をいきいきと変える、責任ある一員としての若者たちの姿があります。 

 

これらの事例は、日本で暮らす私たちにたくさんのヒントを与えてくれます。「政治」は、遠い世界の話ではありません。学校のルール、まちの課題、未来の環境など、身近なことも「政治」の一部として、私たちの暮らしとつながっています。

 

このサイトで見たこと、感じたことを、ぜひ友達や家族、先生、コミュニティの仲間と話してみてください。それが、社会を変え、未来をつくるための第一歩です。

 

「社会は変えられる。私たちの力は微力だけど、無力ではない。」

さぁ一緒に、若者の政治参加を日本でも進めましょう。

ご支援のお願い

クラウドファンディング実施中です!

学校の先生が無料で自由に使える「政治の授業」の教材サイトを作るため、クラウドファンディングを実施しています。ぜひご協力お願いします。

若者の政治参加のインフラ構築にご協力ください!

18歳選挙権が制定されて、10年。この間、若者の政治参加を促進するために、笑下村塾は様々な活動を続けてきました。今、日本にはどのような仕組みがあればいいのか皆さんと共に考え、日本の若者たちのために「政治参加のインフラ」を作っていきたいと考えています。

【18歳選挙権制定から10年】若者の政治参加の議論がアップデートされていない? 主権者教育のリアルと私が描く未来図

 

これまで、若者の政治参加が盛んな国に取材に行き、数百人の方に取材しました。

海外で、いきいきと社会を変えるこどもたちの姿を見てきました。日本のこどもたちにも、そのポテンシャルはあります。日本のこどもたち、若者たちが可能性を発揮し、素晴らしい未来を切り拓けるような場を、共に形作っていきませんか?

 

ご賛同いただけた方は、ぜひ、ご寄付やマンスリーサポートのご登録をお願いします。取材費、動画制作費、通訳費、Webサイト制作費に活用させていただきます。

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カ)ショウカソンジュク

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