top of page

【開催レポート】品川区中高生リバースメンター事業 第2回検討会 〜“伝わる政策”への第一歩〜

  • 執筆者の写真: 笑下村塾
    笑下村塾
  • 8月4日
  • 読了時間: 3分

更新日:8月8日

こんにちは、笑下村塾スタッフの町田です。

2025年7月22日、品川区中高生リバースメンター事業の第2回検討会が開催されました。前回の顔合わせから約1ヶ月、参加する中高生たちの表情は少しずつ柔らかくなり、お互いに自然と笑顔がこぼれるように。この日も活気あるスタートを切ることができました。【開催レポート】品川区リバースメンター第2回検討会-〜-伝わる政策-への第一歩〜




第2回検討会レポート


1. チェックイン:少しずつ築かれていく「仲間感」

まずは恒例のチェックインタイムからスタート。それぞれが近況を共有し合い、リラックスした雰囲気で会が始まりました。初回では少し緊張していた様子の参加者たちも、今ではすっかり打ち解け、笑顔での会話が飛び交います。


ree


2. 品川区職員との初対面!政策の「リアル」に触れる時間

この日は、参加者の提言テーマに関係する品川区職員の方々が来場。適宜中高生とコミュニケーションをとり、時折アドバイスや質問を交えながら真摯に耳を傾けてくださいました。提言内容がより現実味を帯びる、大きな一歩となりました。


そして品川区職員による「地方自治体における予算編成」についての講義も。

予算とは何か?どのように決まるのか?私たちの声はどう届くのか?

普段なかなか知ることのない行政の仕組みについて、丁寧に解説していただき、政策提言における「実現可能性」の視点を学ぶ貴重な機会となりました。


ree


3.メンタリングセッション:4名のアドバイザーと1対1の対話

今回も新聞記者やテレビ番組ディレクター、在インド日本国大使館職員、こども家庭庁職員など様々なバックグラウンドを持つアドバイザー4名をお迎えし、1対1のメンタリングを実施しました。


異なる視点からのアドバイスを受けたことで中高生たちの視野はさらに広がり、自分の提言テーマへの想いを言葉にする力も少しずつ強まってきました。


ree


4.アドバイザー講義「政策立案のプロセスとポイント」:実現に近づくための思考法

在インド日本国大使館勤務のアドバイザーから「政策立案のプロセスとポイント」というテーマの講義が行われました。


アドバイザーは、政策立案には「決まった道」があるのではなく「自分で道を切り開いていくこと」が重要だと強調。そのために必要なのが、「トライ&エラー」の精神。提案を練り、関係者と話し、フィードバックを受けて修正していく——。そんな泥臭くもリアルなプロセスを、実例も交えながら伝えてくださいました。


特に印象的だったのは、提案内容を「1行/1分/3分」で説明できるようにするというアドバイス。自分の課題意識をシンプルに、かつ説得力をもって伝える練習が、ここからの鍵になりそうです。


ree


ここからが“本番”!職員との協働フェーズへ

第1回・第2回と、さまざまなアドバイザーからの刺激を受けてきた中高生たち。いよいよ次回からは、品川区職員との本格的な協働が始まります。


提言会まで残り2ヶ月を切った今、どれだけ“本気”になれるかが問われるフェーズに入りました。

中高生一人ひとりが自分の「こうしたい!」を言葉にして現実へと近づけていくプロセスを、これからも全力で応援していきたいと思います!



関連ページ

bottom of page