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  • 執筆者の写真笑下村塾

台湾有事 日本に潜むリスクを解説



こんにちはスタッフのマヒロです。


ウクライナ戦争で戦争のハードルが下がる中、台湾有事は現実味を帯びてきています。

台湾有事はなぜ日本にとって大切な問題なのか、説明動画を作成しました。


【日本の思惑】なぜ岸田総理は、ウクライナ訪問を検討しているのか?台湾有事がおこった場合何が困るの?


台湾有事には4つのポイントがあります。

●日本も戦域に入る可能性がある

●食料輸送の危機

●経済安全保障の危機

●国際社会を味方につける


【日本も戦域に入る可能性がある】

与那国島や石垣島は台湾に近い場所に位置し、戦域に入る可能性が高く、与那国島では島民からシェルター設置の要請があるほどです。


【食料輸送の危機】

ウクライナ情勢は、私たちの生活に痛みを強いるようになってきました。大きな国が関わり起きる戦争は、周りの国にとっても一大事となります。



赤が大型船。日本へ向かう船の主要ルートとなっています。




【経済安全保障の危機】

半導体でトップシェアの台湾で戦争となった場合、世界経済へのダメージは大きなものになります。日本の主要産業の自動車にも半導体はなくてはならないものです。ウクライナ情勢による物価高など、私たちの生活にも直結します。


【国際社会を味方につける】

有事の際他の国から見捨てられないよう、日本政府は焦っています。

NATO諸国のスタンダード、防衛費2%の増税の意思表示もそのためだったのでしょう。



私たちは目に見える範囲でしかものごとを考えられません。ウクライナ戦争や台湾有事が対岸の火事に見えるのはそのためでしょう。また生活が苦しいと、見える・考えられる範囲が狭まり、将来の自由よりも今の自分たちの生活の方が大切に思えてしまいます。私たちは情報に溢れる社会で、自由に生きるには見える・考えられる範囲を広げて行かねばなりません。


世界に目を向けると、プーチン氏が支援するポピュリスト政党が躍進、恵まれない東欧諸国のハンガリーやポーランドにおいてはポピュリスト政権が圧勝。彼らは民主主義で選ばれたポピュリストで、EUの悩みの種になっています。


現大統領の弟(前大統領)の死をロシアによるものだと考え、反ロシアで国際協調をしているポーランドですが、裁判官の指名・免職権限など司法介入を進めています。これらの国ではEUの支援金を背景に、子どもを産んだ家庭に支援金、年金受給年齢の引き下げなどばらまき政策を実施。国民から圧倒的な支持を得ています。しかし、ひとたび失った自由を取り戻すことは難しいのです。

日本が自由な国家でいられるよう、これからも笑下村塾は、みなさんが楽しく、視野を広げ、教養を得ていけるようなコンテンツを作成していきます。


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