日本共産党ってどんな政党? 田村智子さんに聞いてみた
- 笑下村塾

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日本共産党はどのような理念で活動している政党なのでしょうか。委員長の田村智子さんにインタビューしました。(取材日:2026年2月28日)

ーー日本共産党が一番大切にしている理念は何ですか?
一言で言うと「自由」です。今の日本社会は、子どもも含めて様々な場面で抑圧されています。そこからの自由を求めるのが、今の時代に共通する理念です。抑圧を取り除いた先にあるのは、「私がこういうことをしてみたい」という内面から来る自由です。人間はどう成長、発達していくのか、こうした自由を求めることが理念の中にあります。
今の学校は息苦しいですよね。型にはめられ、否定されたら自己肯定感がなくなってしまう。過度な競争や誰かに評価されているという思いから解放されることは、今の子どもや若者にとってはとても大切なことだと思います。
ーー共産主義とは、どのような社会を目指しているのですか?
今の資本主義の経済や社会の中で、人間を抑圧する仕組みを徹底的に追究し、取り除いていった社会が社会主義、共産主義です。 マルクスが『資本論』で分析したように、資本主義の最大の問題はお金が支配し、限界なく富を求めることができる点です。生産手段を持つ一部の人が労働者から搾取し、労働者が給料以上に働いて作った富は資本家のものになります。この搾取をなくせば、労働者が物的に豊かになるだけでなく、奪われている労働時間も減らせます。
搾取をなくし、人間の自由な自分のための時間を増やす。ここが共産主義の最大の目的です。そのためには、生産手段を一部の資本家のものではなく、労働者の手に渡したり社会化していくことが必要だと考えています。

ーー日本共産党を支持している人はどんな方が多いですか?
党員というふうに考えると、年配の方が多いというのはあります。1960年代から70年代にかけて、日米安保条約に反対する運動が広がり、そのときに日本共産党に入って社会を変えようと目指した方々が多いので、そのつながりで年配の方の支持層が今は多いです。
ただ一方で、気候危機に対して資本主義でいいのかと問いかけている若い人たちもいます。ジェンダー平等で個人の尊厳、まさに抑圧からの自由ですよね。そういうことを求めているのが共産党だと知って、若い方の中に今、新しい共産党に対する期待や支持が広がり始めていると感じています。
ーー若者政策で特に力を入れていることは何ですか?
まずは教育です。がんじがらめの管理教育や競争教育を改め、子どもたちが意見を表明し、尊重される学校や社会にしていかなければいけません。 また、大学の学費が高すぎます。海外で奨学金を借金にさせる国はありません。給付型の「スカラシップ」と借金の「教育ローン」は明確に分けるべきです。学費を値下げさせ無償に向かわせる。そして奨学金は無償というのを当たり前にしていくことを掲げています。
働き方でいうと、労働時間を短縮し賃上げを行うこと。自分を大切にして働ける社会を目指すというあたりが若い方に響く政策かと思います。
ーー最後に、日本共産党に投票したほうがいい理由を教えてください。
1つは、今とても戦争の臭いがする政治になっているからです。アメリカと運命共同体のようになっていて非常に危険です。私たちは外交の力で日本を守る方向に政治を変えていきたい。だから、戦争を遠ざけるためにも、ぜひ日本共産党を支持してほしいです。
もう1つは、資本主義の矛盾に切り込めるからです。今、富の一極集中が起きていて、大株主のところに利益が流れ込んでため込まれています。ここに切り込むことができるのは共産党だと思います。富の一極集中を正して、みんなが豊かになるためにも、共産党を大きくしてほしいと呼び掛けたいです。

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