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  • 執筆者の写真笑下村塾

たかまつななが年金部会の委員に就任しました!

※以下たかまつななのツイッターより転載しています


この度、厚生労働省の社会保障審議会(年金部会)の委員に就任しました。NHKのディレクター時代に、文科省の審議会に取材に通っていましたが、まさか自分が委員になるとは思っていませんでした。最年少なので、若い人の年金への思いをお伝えします。色んなお声をお聞かせ下さい。

私自身、年金の専門家ではありません。ですが、若い人と女性の声はお伝えする必要があると思いお受けしました。主権者教育が専門で、若い人の政治参加を促し、出張授業をし、若者と対話するからこそ、若者の声を届けたいと思います。若者の声をどう制度として反映するべきなのか考えていきたいです。


正直、不勉強だと世間から揶揄されると思います。私自身、当然勉強する必要があります。私は若者が審議会にこれからどんどん入り、若者の声が政策に反映されやすい社会を目指しています。若者は専門家と比べ知識が劣り「現状を語れるが、政策まで語れない」問題がでてくるのではないかと考えています。


もしかしたら、尻込んで長いものに巻かれてしまったり言いたいことが言えないかもしれませんし、政府にとって都合のいい若者ばかり選ばれてしまうことだってあるかもしれません。ではどういう若者が入るべきなのか、どうやったら対話しやすいのか、とかそういうことも考えていきたいと思っています。


本日の年金部会で述べたことです。

①年金を持続可能なものにするため、困っている人の支援は必要だが、今の余裕がある人の分はカットして、将来世代にまわす必要がある。ただ、年金に限らず総論とし、将来のために今を抑える、今余裕のある方々に負担増をお願いする話は炎上しがちで、伝え方は難しい。

②年金に対する不安、将来に対する不安があり、とくに心理的な意味でのセーフティネットとして年金が若者に機能していない。年金は将来もらえない、破綻するのではないかというような漠然として不安も若者の間ではびこっている。このような不安をとりのぞくような広報や教育も必要ではないか。

また、困っている若者や、なかなか知識がない若者ほど、漠然と怖いという思いも強く、将来の投資にまわす余裕がなく、iDeCoなどに手をまわせず、格差がより広がっていくのも問題ではないか。

③若者は副業など多様な働き方をしているが、社会保険はそれに対応していないことが問題。副業や非正規などの人が損をしないように見直したり、制度を簡素化する必要がある。LGBTQプラスのパートナーには制度が適用されないなどは変えるべきである。

また他の委員の方がお話しされていたので割愛しましたが、年収の壁があることで、女性の意思決定の機会や、働き方が阻害されていることなども問題だと思います。これらの発言は多くが女性がされており、やはり審議会でのジェンダーバランスなどは重要だと改めて感じました。この部会は女性が多いです。


こちらの年金部会は非常に注目度が高く、自分の発言次第で、やっぱり若者を審議会にいれるのって微妙だよねとか、そういう議論にもならないように、しっかり責任を果たせるように、若い人の声を聞くのはもちろんのこと、専門家の方にしっかりついていけるように勉強したいと思います。




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