チームみらいってどんな政党?安野貴博さんに聞いてみた
- 笑下村塾

- 2 日前
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チームみらいはどのような理念で活動している政党なのでしょうか。党首の安野貴博さんにインタビューしました。(取材:2026年1月22日)

ーーチームみらいが最も大切にしている理念は何ですか?
「みらい」と名前がついている通り、「未来が明るいと思える国をつくる」ということ。そのために、政治と経済をアップデートしていくことです。経済の面では、人口減少によって働き手が不足する中で、AIやロボットといった科学技術や、将来を担う子どもたちへの教育に投資することで、未来の成長を作っていきたい。政治の面では、いくら経済が成長したとしても、自分たちの声が届かない政治になってしまったら未来に希望を持てないと思うので、自分たちの声が届いて分断が進まない政治の状況を作っていきたいです。そのために、技術を使いながらいろいろな人の声を集めて、それを元に政策を進化させていく仕組みを作ります。
ーー他の政党と比べたときの、チームみらいの特徴は何でしょうか?
テクノロジーの使い方です。われわれは政党として初めて、ソフトウェアのエンジニアのチームを持っていて、そこでいろいろなツールを作っています。たとえば「みらい丸見え政治資金」という政治資金の使い道を1円単位で誰でも確認できる仕組みを公開しました。こうしたツールは、政治と金の不信の問題を解決するのに重要だと思っているので、オープンソースとして公開して、他の政党や政治家にも使ってもらえる形にしています。ツールとルールの両方から、政策を前に進めていきます。
ーーチームみらいを支持している人はどんな方が多いですか?
子育て世代の方、科学技術に関係するIT業界の人、スタートアップ業界の人、研究者の方など、未来を良くしたいという思いがある方が多いです。年代は、30〜40代を中心に幅広くいろいろな方に支持していただいています。
国会の中にも私たちの党からエンジニアや学校の先生など、今までいなかったようなタイプの人を入れることで、新たな視点で物事を協調的に動かしていきたいです。

ーーチームみらいは去年の5月にできた新しい政党で、現在は参議院で安野さんの1議席のみです。今後は他の政党とどのように連携していきますか?
他の政党とは是々非々でやっていくスタンスです。それぞれの議案や政策ごとに、考えが近い人とは協力しますし考えが違うところは議論をしていく。1議席で何ができるのか、とよく言われるのですが、国会に入ってこの短い期間でも前に動かせたことは結構ありました。
例えば、人工知能基本計画について提言を行い、去年12月に閣議決定された内容の中に、われわれが提案した項目が4項目くらい反映されました。クリエイターを守るための相談窓口の設置やAIに関する安全性の研究などですね。また、超党派で「AIと民主主義に関する超党派勉強会」という勉強会、いわゆる議連も立ち上げました。当選1年目の議員が超党派の議連を作るというのはあまりないケースだと思いますが、普段から協力できるところは一緒にやりたいという姿勢を示してきたからこそ実現できたと思っています。

ーー若者政策で特に力を入れていることは?
消費税の減税に対しては、われわれは唯一、慎重な立場です。若い世代のことを考えると、消費税の減税よりも社会保険料の減額を優先すべきだと考えているからです。消費税を減らしていくと、相対的に所得税や社会保険料の負担が増える可能性があります。社会保険料を減らした方が、現役世代の負担が減り、新しいことにチャレンジする人が増えたり、少子化対策にもポジティブな効果があると考えています。
100年というスパンで見たときに、社会の構造は相当変わると思います。科学技術にしっかりと投資することによって、配れるパイをいかに増やせるか。AIやロボティクスの分野では、規制緩和を進めていくことで人手不足を解消し、今までと違った形で経済成長できると思っています。


