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「先生の過労」をテーマにたかまつななが取材を受けました! AERA 9月24日発売号に掲載予定です

執筆者の写真: 笑下村塾笑下村塾

 こんにちはスタッフのとがです。「先生の過労」をテーマにたかまつななが取材を受けました。その模様はAERA 9月24日発売号紙面とWEBでも発売予定です。非常に重要なテーマについてお話させて頂きました。ぜひご覧ください。



恩師の「死にたい」という言葉

 たかまつが先生の過剰労働に意識を持つようになったのは、大学院生の時に昔の担任の先生から深夜に「死にたい」という電話を受けたことがきっかけです。その時、なぜこんなことになったのかと驚いて母校を調べてみると、過労で辞めていった先生が他にもいることがわかったそうです。このことが、全国的に起きている深刻な問題だと知り、強く関心を持ってそれ以来取材や発信を続けています。


なぜ笑下村塾「先生の過労」に取り組むのか?

 私たち笑下村塾のメインの活動は「主権者教育」です。主権者教育を推進しても、先生たちがすでに過労状態であり、その中で新しい取り組みを導入するのは現実的に無理だと痛感しています。学校の先生への取材もしながら、現場の過酷さを実感し、この問題にも深く関わるようになるようになりました。


過労死ラインを超える先生が多すぎる

 今、教師の過剰労働の問題として、過労死ラインを超えて働いている先生が非常に多いことが挙げられます。特に、2022年の調査では、中学校では過労死ラインを超える先生が36%を超えていいます。精神疾患を抱える先生も過去最高の6539人にのぼっています。この状況は教師の質の低下や、不登校児童の増加など、教育現場全体の崩壊を引き起こしています。教える内容がどんどん増えているのに、先生の数は増えないし、業務はどんどん押し付けられています。そのせいで、授業や子どもたちと向き合う時間がなくなり、本来の教育がまったくうまくいかない状況に陥っています。学校内民主主義や主権者教育を推進する笑下村塾がこの問題を無視して活動を進めることはできません。この問題にも真摯に向き合いながらこれからも頑張っていきます。


社会を変える一歩を!どうか温かいご支援をお願いします

もっと学校で出張授業をしたい。しかし、予算が不足しており、熱意ある先生たちからのお声かけにも応えられない現実があります。人手や予算不足の現実がある中で、なるべく学校に負担をかけずに、より多くの学校に授業を届けたいと心から思っています。

日本は、気候変動や少子高齢化など、さまざまな社会課題に直面しています。これらの課題を解決し、持続可能な未来を築くためには、社会を根本から変える力を持った人材が必要です。私たちの授業は、社会課題を自分ごととして捉え、行動する力を育てることを目的としています。



しかし、その授業を届けるためには、多くの支援が必要です。

特に、地方の公立学校では、予算の制約から十分な教育リソースがないことが多く、私たちの授業が届く機会が限られています。そこで、より多くの学校に授業を届けるためには、皆様のご支援が不可欠です。これからも、子どもたちに勇気と希望を与え、社会をより良くするための一歩を踏み出せるよう、どうか温かいご支援をお願い申し上げます。



寄付・ご支援はコチラから:https://www.shoukasonjuku.com/supporter

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