



高校生リバースメンターとは?
高校生が知事の相談役となって、政策提言をします!

群馬県が県の政策に若者の声を反映させるために行う取組です。これまでの常識にとらわれない、自由で斬新な発想で知事に直接のアドバイスをし、若者の声を政策に反映させていきます。リバースメンターとなった高校生は自身のテーマを現役官僚やコンサルタントからアドバイスをもらい、国内・海外の事例を調べ問題意識を深堀りして、アイディアを磨き、最後は県知事に直接プレゼンで熱い思いを伝えます。
ワークショップではテーマの構造化や海外国内の事例の調査などで新たな視点でテーマを掘り下げる力を養います。その他、知事からの相談に直接乗って意見交換をする場にも参加をして、思いや声を県に届けます。






なぜリバースメンター が必要なのか?
高校生自らが群馬県知事のメンターとして政策等を提言し、彼らの声を政治に反映させることによって、県政に新しい展開を生み出すことを目的としています。

日本の若者のうち、自分の力で社会を変えられると思っている人は非常に少なく、先進国の中でも特に低い割合です。
政治の場にも、若者の声が届きにくい現状があります。昨年4月に「こども基本法」が施行され、すべての自治体でこどもの声を聞くことが義務づけられました。
「こどもの意見表明権を重視する」考えから笑下村塾と群馬県がタッグを組み、知事のリバースメンターとして高校生の声を政治に反映させる、未来に向けた取り組みを開始しました。
本事業は、高校生自らが群馬県知事のメンターとして政策等を提言し、群馬県が目指している『始動人』(自分の頭で考え、他人が目指さない領域で動き出し、生き抜く力を持つ人)の育成につなげることや、高校生ならではの感覚や価値観を持った意見を県政に取り入れ、新たな展開を生み出すことを目的としています。


笑下村塾代表 たかまつななのメッセージ
"社会を変える場を作りたい"

「校則を変えられない」
「大人が聞く耳をもってくれない」
日本の子どもたちは無気力になっています。

実際、7割以上の子どもたちは、自分の力で社会は変えられないと思っています。私は世界を取材する中で、「給食の食品ロスを減らそう」「LGBTQプラスの子が使えるトイレを設置しよう」「選挙年齢を16歳に引き下げよう」と、子どもたちがいきいきと社会を変える姿に感動しました。
日本にも、子どもたちが社会を変える場が必要だ。そう思い、群馬県と一緒にリバースメンターが始まりました。リバースメンターは全国で初めての取り組みです。群馬県では、高校生が立ち上がり、実際に社会を変えています。小さな成功体験を積み重ねることが、「社会を変えられる」自信になり、行動へと繋がります。
校則を変える、行政に意見を言ってみる。どんな小さなことでもいいです。一緒に社会を変えていきましょう。群馬県を皮切りに、社会を変える場を私たちは全国にどんどん作っていきます。
プログラム最大の特徴
子供の意見を聞くと言っても、「聞いただけ」で終わってしまうことは珍しくありません。本プログラムの最大の特徴は、アイディアの事業化、予算化を目指し、実際に「社会を変える」ことにあります。もし県のスケールを超えるアイディアであれば、知事と一緒に大臣に提言をすることも考えられます。社会を変えるための知識やスキルを学びながら、「実際に」社会を変えることを経験できるプログラムです。

メンターの高校生たちに、
変えたいことを聞いてみました。
