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「小中高生のWell-beingを 高めるために」三木葵(みきあおい)さんの提言をご紹介します。 

  • 執筆者の写真: 笑下村塾
    笑下村塾
  • 1 日前
  • 読了時間: 3分

 福岡県立福岡高等学校1年の三木葵さんが古賀市で行ったプレゼンの様子をお届けします。三木さんは、「自分や周りの人が経験した悩みを共有し、未来の子供たちにとって住みよい古賀市を作りたい」との思いで、自身や友達が経験した悩みを解決するべく市長に提言をしました。その様子をぜひご覧ください。




提言の経緯

Well-beingとは、身体的・精神的に健康であるだけでなく、経済的・社会的にも満たされている状態を意味します。

私は高校生の声を届けたいと思い、リバースメンターの安川さんと共に古賀市の高校生84人にアンケートを実施しました。その結果を踏まえ、今回の発表では、私が考えた提言の中から3つを紹介します。

1つ目は「外国人がのびのび暮らせるようにするために」。2つ目は「リーパスプラザ古賀の自習室について」。3つ目は「クロームブックの利用制限の解除」です。今回紹介できなかった提言は別にまとめておりますので、今後お伝えできればと思います。

なぜ私がこの提言をするのか。それは、自分や周囲が経験した悩みを共有し、未来の子どもたちにとって住みよい古賀市を作りたいと考えているからです。

それでは提言の内容に入っていきます。

提言1 外国人がのびのび暮らせるようにするために

提言1つ目は「外国人がのびのび暮らせるようにするために」です。

古賀市は福岡県内で9番目に外国人人口が多く、その数も年々増加しています。実際に私自身も、古賀市で暮らしていて外国人の方を見かける機会が増えたと感じていますし、私の通っていた小中学校にも海外出身の生徒が多くいました。

そこで私は、海外出身の方4人に、日本で生活する中で直面した課題についてインタビューをしました。その中で挙げられたのは、人と話すこと、読むこと、方言、食文化などの違い、そして外国人向けの補助が少ないということでした。

これを受けて私が考えた提言は次の3点です。

1つ目は、地域の観光パンフレットやポスター、学校からのお便りに英語ややさしい日本語を取り入れること。

2つ目は、外国人の生活をサポートするためのバザーを開催すること。

3つ目は、市内に日本語教室のポスターを掲示することです。


提言2 リーパスプラザ古賀の自習室について

提言2つ目は「リーパスプラザ古賀の自習室について」です。

私がリーパスプラザ古賀の自習室を利用したとき、自習室内外での私語が目立ち、勉強に集中できなかったことがありました。また、迷惑行為をしていた若者に対して、利用者の方が「うるさい」と注意する場面も目にしました。

このような状況を改善するために、若者自身が迷惑行為に気づき、行動を見直すきっかけとなるようなポスターを施設内に掲示することを提案します。


提言3 クロームブックの利用制限について

提言3つ目は「クロームブック利用制限の解除」です。

私のクラスメイトで、地域の野球チームに所属している生徒がいました。彼は夜遅くに帰宅する生活を送っていたため、クロームブックの利用制限(22時まで)によって、思うように学習ができないという悩みを抱えていました。

そこで提案したいのが、クロームブックの利用制限を個別に解除できる制度です。学校側が専用の書類を用意し、家庭に利用延長を希望する理由や部活動名、保護者の署名などを記入してもらい、それを学校が審査して許可を出すという仕組みです。




私の作りたい世界

古賀市で育つ私たちの後輩が、同じような悩みに直面することなく、のびのびと成長できる社会を一緒につくっていきましょう。ご清聴ありがとうございました。

 
 
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