笑下村塾スタッフのとがです。前澤友作さんと堀江貴文さんが対応策を訴えたなりすまし広告の議論が話題になっています。実はそうした広告を始めとした「SNS型投資詐欺」「国際ロマンス詐欺」等では、暗号資産送金等の手法が利用され、年間約455億円の被害が生じて、日本から不正流出している、という報告が警視庁から出ていします。たかまつの知り合いの方が暗号資産の詐欺にあってしまいまして、私たちも具体的な対応策が必要だと感じ、国会議員に陳情を行っております。web3プロジェクトチームの座長であり暗号資産に精通する衆議院議員の平将明さん、弁護士の葛山弘輝さんと一緒に陳情に行きました。
「国際ロマンス詐欺」に法的対策を!自民党の平将明さんに陳情に行きました
実は「なりすまし広告詐欺」というのは「ロマンス詐欺」等から形を変えているだけで、その裏側は暗号資産や銀行振込を使ってお金をだまし取るという詐欺の構造は変わりません。だまし取られたお金の流れを把握するためには、銀行が口座情報の開示に応じなければなりません。また、日本の金融庁の登録業者でないバイナンス等の暗号資産取引所にだまし取られたお金が流れることが多いのですが、バイナンスは日本に支社を持つにも関わらず、マルタに本社があるため、被害回復に協力してくれないという実態があります。
こうした問題を自民党の方でも動いて欲しいとお願いしました!
平さんは「ちょうど詐欺広告に取り組んでました。今はプラットフォーマーに「こういう詐欺広告があります」と通報してもほったらかしの状態なので、プラットフォーマーの責任で対応しなくてはいけないことを義務付ける法律を作っています。SNSやプラットフォーマーの責任も問わないいけませんし、その後のお金の移動についても、金融機関や暗号資産取引事業者が対策できることがあると思います」と話されていました。
ーーーー笑下村塾よりお願いーーーー
私たちは、社会課題を取材し、その問題を解決するために具体的に行動にうつします。
被害者の方や専門家の方と連携し、アドボカシーやルールメイキングをしていきます。
国内外のリサーチ・アドボカシーの人件費、文献費用がかかっています。
ぜひご支援していただけますと幸いです。
私たちは、社会問題を自分ごと化し、行動する人を増やします。
社会を変えられると思う子どもたちを増やすために、私たち自身が社会を変えられることを実践し、その姿を子どもたちに見せていきたいと思います。
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