
こんにちは!スタッフのサカイです!
今回は、35年前からジャニー喜多川氏による性被害について告発されていた元ジャニーズJr.の平本淳也さんにお話を伺いました。
ジャニーズ問題についてメディアがようやく報じ始めた今、現在の思いと今後ジャニーズ事務所にどうなってほしいかなどをお聞きしました。
平本さんは13歳の時ジャニーズに応募し、18歳までジャニーズJr.として在籍していました。

(たかまつ)ジャニー喜多川氏からどういうことをされたのですか?
(平本さん)
「いわゆる「最後まで」という経験がないのですよ。
ベッドの中でぎゅーっと抱きしめられる。一回目二回目はそれで済んだけれど、やっぱり3回目とかになってくるとマッサージしながらあちこち揉みながら、その手が陰部にすっと乗せられる。乗せられた時、ジャニーさんもそこで様子を見るんですよ。いける子はいく。行かない子は行かない。その次にいくのは直接触る、脱がそうとしてくる、脱がしてくるていうところですね。同時にキスとかもあるんですよ。」
性加害を受けた後、平本さんは女性と関係を持つ度にジャニー氏のことを強烈に思い出すと言います。思い出した時に「不思議な経験」という記憶で留まり、悩み苦しむということがないのは、それ以上の事を許さなかったからだと述べました。
(たかまつ)ジャニー氏から嫌われると居場所がなくなるのですか?
(平本さん)
「嫌われたら当然いられない。それはどういうことかというと、直接『嫌いだ。出て行け』と言葉をかける訳ではないんですよ。一番酷いと思ったのが「Youなんでいるの?」というのをみんなが踊ってる前で言われていた子がいるんですよ。かわいそうだなって。思春期ですよ。来ちゃダメでしょって。そういったところの怖さを持っているんですよ。
嫌われたらそんな言葉もかけられてしまう。」
ジャニー氏に嫌われる事の怖さを語った反面、一つの理由で拒否したから嫌われるというのは無かったとも振り返りました。
平本さんは1989年に「8人目の光GENJI」という本の中で性被害について告発しました。そのきっかけは同書籍の前年に、元フォーリーブスの北公次さんが出版された「光GENJIへ」への賛同だったと言います。大先輩である北公次さんより「手伝ってくれないか」とお話を受け、快諾に至りました。
賛同してくれたファンは2万人ほどいたり、複数の紙媒体で取り扱われたりと、大きな影響力を持ちました。しかし、大手メディアからは単なる芸能スキャンダルと思われ、取り扱ってくれなかったと言います。そして売名行為をしていると思われていたのが一番辛かったと、当時の気持ちについて話してくれました。

(たかまつ)
本を出してから現役のジャニーズJr.の方からどういう相談が多かったですか?
(平本さん)
「主には後輩たち。後輩からは、やめたほうがいいですかねやっぱ。とか、やらなかったら行けないですかね。とか。そういった感じ。」
ジャニーズ事務所はデビューまで長い下積みがあり、その下積み時代は性的行為を受けなければならなかったと言います。
このように被害が常態化している中で、現ジュリー社長の「知らなかった」という発言については、思わずため息がでたという平本さん。懐疑心を強める一方で、「知らない」で逃げるしかなかったのかなという思いもよぎったと言います。
(たかまつ)
今後のジャニーズ事務所についてどうなっていってほしいですか
(平本さん)
「すばらしいものがある。ジャニーズ事務所って。みんなちょっと勘違いする。俺ジャニーズ事務所は大好きだからね。ジャニーズのタレントも大好きなのよ。ジャニーズ事務所のライブ、ステージ、コンサート、もう誰にも真似できないって思うほどの素晴らしさがある。」
ジャニーズ事務所への愛を語った平本さんには、今の所属タレントの人たちのためにも、ジャニーズ事務所には倒れないでほしいという切なる思いがありました。

「認めるチャンスはまだある。知ってほしい。認めてほしい。ジャニーズ事務所を引き継いだ1人の優秀な女性として、あらゆることを考えながら深く担ってほしい。」
平本さんは最後に、子供たちが性被害と戦える武器がほしい、とメッセージをくださいました。当時は性加害を受けても、いいことなのか悪いことなのかもわからず、戦う術がなかったと言います。法律などで、子供達にも浸透するような、子供たちを守るルールを作ることが大事なのでは無いかとお話してくださいました。
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