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  • 執筆者の写真笑下村塾

ミャンマーで捕まった久保田さんに取材


こんにちは、インターンのマヒロです。


今回は、ミャンマーで、デモの撮影をしたことで拘束された久保田徹さんに取材しました。軍事政権下の実情とミャンマーの政治犯とされた人々の声を、実際の経験から、お話くださいました。


2011年に民政移管していたミャンマーですが、2021年のクーデターによって、再び軍事政権下に戻ってしまいました。その背景には、軍によって作られた政治介入を支持する憲法がありました。「議会の1/4を軍人が占める」などの条文です。


スーチー氏の政権下でもこれらの法律を変えることはできず、クーデターによって自身も拘束されています。そんな圧政を強めるミャンマーに対し、どう向き合っていけば良いのでしょうか? ミャンマーからは、すでに130万人以上の国外避難民が生じています。また、ミャンマーには、数多くの日本企業が進出し、アジア最後のフロンティアとして期待してきた日本政府は、これまでたくさんの支援金、ODAをミャンマーに供与してきました。


ミャンマーの問題は、他人事ではないのです。日本も密接に関わっています。日本のODAのお金がミャンマーの国営企業に流れていたのではないか、市民のために使われず、権威主義体制の強化に繋がってしまったのか、疑念も残っています。そんな日本の開発途上国に対する向き合い方も問われています。


ミャンマーを5年前に僕が訪れた際に、その文化と遺産の美しさに感動しました。また、どんなに貧しい家の人でも托鉢でご飯を分ける、仏教の存在感の強さに驚いたと同時に、病気になった際には薬を分けてくれ、人々の優しさにもふれました。仏教と伝統が色こく残る、ミャンマーが再び民主主義への道を歩み、人々が自由を手にできることを願っています。

笑下村塾は、「社会問題に向き合い、行動する人を増やす」ことを目的とする主権者教育の企業です。ミャンマーの現状をテレビで目にする機会も少なくなりました。一方で、ミャンマーの人は、圧政に苦しんでいます。今回の動画を通し、久保田さんが届けて下さった、現状、そして、政治犯として捕らえられた人からの「日本に助けを求めるメッセージ」などからミャンマーに関心の目を再び向けて下さると嬉しいです。これからも日本からは見えてこない、社会問題を発信していきます。ぜひご視聴ください。



参考文献

ミャンマー・クーデターが突きつける日本の政府開発援助(ODA)の課題

工藤 年博 2021年10月 2023年3月15日閲覧


たかまつななチャンネル 久保田徹さん



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