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  • 執筆者の写真笑下村塾

「生徒が学校を運営する権利を持つ」スウェーデンの生徒組合を取材しました!


こんにちは、笑下村塾インターンのヤマザキマリコです!今回はスウェーデンの生徒が主体の団体・生徒組合について取材した動画をご紹介します!


【予算1300万円】日本と生徒会とはまったく違う‼︎スウェーデンの”生徒組合”とは⁉︎【スウェーデン・主権者教育】


 最近メディアでブラック校則が話題に上がったりしていますが、日本では学校の体制に生徒がなかなか介入できない現状があります。また、日本の国政選挙の投票率は約30%と低く、政治参加についても問題となっています。


 今回は投票率80%と人々が積極的に政治に参加するスウェーデンに行きました。クングスホルメン高校という高校で、生徒主体の生徒組合を運営する方々にお話を伺いました!


 このような生徒組合が日本の学校にもできれば、生徒が主体となって学校を運営し、社会で政治に参加するトレーニングにつながるのではないかと思いました。


*生徒組合…※生徒会とは別の組織。生徒が主体となり、楽しい企画や政治運動などの活動を行っている。今回取材した学校には1300人の会員がいて、全国の生徒組合から約1300万円の支援を受けているそう(*取材当時)。



ペッレさん(クングスホルメン高校生徒 生徒組合団体担当マネージャー)

ーー生徒組合はどんな組織ですか?


 生徒組合には事務局部門と運営部門の2つの組織があります。運営部門には、政治討論委員会など様々な委員会があります。運営部門は、政治討論会や文化祭など主にイベントを主催しています。

 生徒組合には、理事会に14人のメンバー、そして理事会以外のスタッフも合わせると、40〜50人くらいメンバーがいます。組合会員数(生徒数)は約1300人です。生徒は入学する際に生徒組合に登録します。(※全校生徒が生徒組合に登録しているようです。)



マルコムさん(クングスホルメン高校3年生 生徒組合責任者)

ーー生徒組合責任者について


 生徒組合の活動に対して責任を追う立場です。組合の各団体のリーダーをサポートしたり、財政面を見たりしながら、良い形で運営できるよう日々取り組んでいます。


ーー生徒組合が学校に対して講義し、何か変わったという事例はありますか?


 前年度、一部のクラスで人種差別に関する問題がありました。ある先生が不適切な小説を教材として使用したり、話し方にも不適切な箇所がありました。

 それについて講義した結果、使われる教材が変更されました。また、先生の表現の仕方も変わりました。


ーー生徒組合のような民主主義的な活動を通じて、日本の若者や学生たちは社会や民主主義に対して積極的に参加するようになると思いますか?


 積極的に参加するようになると思います。

 生徒組合は政治的な団体ではありませんが、先週ユース党の討論会を全ての政党を集めて開催しました。このような活動を通して、私たちは生徒に民主主義に参加することの重要性を広めることができていると思います。

 自分自身が全体の意思決定に参加できていれば、そのことが民主主義への感性を高めて、有権者の投票率にプラスの効果をもたらすと考えています。


ーーもし生徒組合が無くなったらどうなると思いますか?


 生徒組合が無くなれば、私たちは学校運営に対する代表権を失うことになり、

多くの団体活動があるのが特徴的なクングスホルメン高校としてのアイデンティティが失われます。団体活動の中心部の生徒組合が無くなり、どの団体も運営できなくなるのです。

 また、私たちの民主主義的な感性が失われかねず、長期的な影響を考えても生徒組合が無くなるのは危険です。

 生徒組合は、この学校にとっても生徒たちにとっても社会全体にとっても、非常に重要なのです。


ーー生徒や社会にとって、生徒組合の存在意義はどのようなものでしょうか?


 非常に大きな意義があります。生徒全体を代表するような組織が無ければ、学校の多くのイベントや組織で特定の社会的地位のある団体に資金などのリソースが集中することになりかねません。リソースを持つ親に恵まれた人だけでなく、全ての生徒にインクルーシブな活動を保証することが、生徒組合の価値なのです。



■カールさん(クングスホルメン高校3年生 生徒組合事務局長)


ーー自分たちで自治をすることはどれくらい大事なのでしょうか?


 日本でも生徒組合のような組織を作ることができれば、自分の影響力を実感できるでしょう。この実感の積み重ねで、選挙に行っても国に影響を与えることも大事だと思えるはずです。自分の一票が国を変える力になるんだと思えるのです。



■■取材を終えて(たかまつなな)


 自分たちで自治をすることは、大人になるということ、影響力を与えられること、変えたいことを変えられること、とお話ししてくださいました。そういうところから社会を変えられる、民主主義を体感し成功体験に繋がっていると思いました。


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YouTube「たかまつななチャンネル」を運営する笑下村塾は、社会の中で進んで行動できる若者を増やすことを目的とした主権者教育の企業です。

このスウェーデンの生徒組合のように、若者が積極的に社会と関わるきっかけづくりをしていきます!!



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